平和登校日
- 公開日
- 2024/08/06
- 更新日
- 2024/08/06
日々のできごと
本日は広島の原爆忌に合わせての平和登校日。全校児童に向けて以下のお話をしました。
今日は8月6日です。
昔、日本は戦争をしていました。3年生で習う「ちいちゃんのかげおくり」や4年生で習う「一つの花」はまさにこの時代の悲しい物語です。
79年前の1945年8月6日、広島に原子爆弾が落とされ、8月9日には長崎に原子爆弾が落とされ、その2発の核爆弾で、およそ30万人の命が失われたと言われています。30万人というのは、池田市の人口はおよそ10万人ですから、池田市3つ分の命が失われたことになります。
そしてその年の8月15日に戦争は終わるのですが、そんなこともあって、8月はあらためて平和について考える月と言えます。平和登校日があるのも、テレビなどでこの時期に戦争を扱った番組が流れるのも、そういった理由です。
今日本は戦争をしていませんが、ニュースを見れば、世界中のあちこちで戦争が起こっていることが分かると思います。戦争で悲しい思いをしている子どもたちは世界中にたくさんいます。
戦争はよくない。平和は大事。みなさんにはそのことをあらためて考えてほしいと思います。
でも、遠い世界の平和を願うだけでなく、まずはみなさんの周りで平和を作ってください。
平和が大事!と言いながら、友達とケンカしたり、悪口を言ったりしていませんか。
友達や家族、自分に関わるさまざまな人たちを大事にしていますか?
ありがとうときちんと言えていますか?ごめんなさいと素直に言えますか?
いろいろな人に感謝していますか?
平和を愛するということは、遠くの平和も、近くの平和も大事にするということです。
ぜひ今日は、そのことをしっかりと考える1日にしてください。
校長 柏