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校舎と虹2

石 小 日 記

日々修行 日々高めあい

公開日
2024/04/22
更新日
2024/04/22

日々のできごと

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 つくづく、教師という仕事は日々修行、日々高めあいだと思います。

 4月の教頭先生の業務は多忙をきわめ、息つくひまもないくらいと言っても過言ではありません。私も5年間教頭をしましたので、その大変さはよく知っているつもりです。

 ところが、給食前に「今日は3時間授業をしましたよ」と本校の教頭先生。今日だけでなく、今年度が始まってからすでに何時間も授業に回っています。先生がお休みした時のヘルプで教頭先生が授業に行くことはよくありますが、そのパターンではなく、先生方に「この教材は、こんなふうに授業したらいいよ」という提案、つまりお手本としていくつものクラスで授業をして回っているのです。

 子どもたちにどう教えたらいいか、どんな学びの場を教室で展開したら子どもたちの成長につながるのかを、先生方は日々真剣に考えています。小学校の学習は、大人からすれば簡単な内容かもしれませんが、それだからこそ工夫が必要です。授業中に発する子どもたちの小さな声を聞き逃さず、また、ちょっとした一言で子どもたちのやる気を引き出し、より深い学びにつなげていく。言うのは簡単ですが、それがなかなか難しい。だからこそ、他の人の授業を見て、あるいは自分の授業を見てもらって、意見を交わし合うことは、若い先生方だけでなく、ベテランになっても変わらず大切なことです。

 授業をしたら、子どもたちともつながれますからね、と教頭先生。確かに、教頭としての通常業務も大事ですが、教師の本分として。

 さて、下の写真は2年生、5年生の音楽ようす。ちょうどPTAコーラスが練習をされていたので、そちらにも少しお邪魔しました。昔お世話になった元校長先生がいきいきと指導されていました。

校長 柏