算数科公開研究会
- 公開日
- 2025/02/04
- 更新日
- 2025/02/04
日々のできごと
本日は豊能地区の合同研修の場として、算数科公開研究会を本校にて開催しました。
研修講師は、元筑波大学付属小学校副校長で、算数の教科書の監修委員もされている田中博史先生。算数教育の最先端におられる方です。
豊能地区の合同研修という位置づけですので、各市町から50名を超える先生方の参加があり、実に大盛況でした。
本日はまず、4時間目に5-1が「変わり方調べ」として、例えば正方形がいくつか並ぶ図形を作るには、棒が何本必要かを考える授業、そして5-2が「割合」を使って、割引内容の違う店のパンの値段を比較するという授業でした。
それから5時間目に3-1が「倍の計算」として、3台の車の走った距離を比べるという授業をしました。少し複雑な問題でしたが、子どもたちはその内容を、意見交流をしながら理解し、みんなで答えに至る方法を考えることができていました。
6時間目は、4年生対象に、講師である田中博史先生による師範授業。どのように声掛けをすれば、発表を苦手をしている子も意見を言えるようになるか、一人ひとりが考えを深めることができるようになるか、当たり前のような子どもたちとのやり取りの中に、計算しつくされたいわば「職人技」を垣間見る授業でした。また、その後の講演会では、算数に限らず、子どもたちと関わる私たち教師が子どもたち一人ひとりを大切にし、一人ひとりが思考を深める授業をするために、何を大切にしなければならないのか、改めて考えさせられるお話が聞けました。
子どもたちが日々成長するように、我々教職員も成長を目指して日々研鑽を重ねています。私もとても勉強になった1日でした。
校長 柏