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校舎と虹2

石 小 日 記

入学式 始業式

公開日
2025/04/08
更新日
2025/04/08

日々のできごと

 校庭の桜並木はおそらく今日が満開の日。これ以上ないほどの入学式日和でした。

少し風があったのもあって、はらはらと舞う花びらが青空に映えて、とても美しい朝でした。

本日の入学式では、103名のかわいい1年生を迎えました。会場で1年生の様子を見ると、まだまだちっちゃくて、足が床につかなくてぷらんぷらんしている感じでした。一方、在校生代表として参列した新6年生は、すっかり体も大きくなり、座っていてもしっかりと足が床についていて、なんだかそれだけでも頼もしいなあと思いました。人の成長とはすごいものです。


 そんな子どもたちの日々の成長に寄り添うことのできるこの仕事はいい仕事だなあと改めて思いました。

 明日からの小学校生活、どうぞよろしくお願いいたします。


 午後からは始業式。去られた先生方や来られた先生方の紹介も行いました。

 新入生のほか、7人の転入生を迎え、子どもたちは総勢598名ということになりました。敷地の割に、意外と大きな学校です。

 各クラスの学級開きを見て回りましたが、教科書配付などに追われながらも、いろいろと工夫して、これからの1年が楽しみになるような話をしていました。


 このところ先生方は、学年はじめの会議や様々な準備、打ち合わせに追われ、ほんとに大変な毎日でしたが、子どもたちと出会って、おそらくほっとしたことと思います(私の担任時代はいつもそんな感じでした)。子どもたちも、先生方も、新しい1年に向けて頑張るぞ!という1日だったと思います。


 クラスを回っていると、

「校長先生、〇〇先生とはもう会えないの?」と話しかけてきた子がいました。昨年度の担任が転勤してしまった子です。

「10日に『離任式』があるから、その時会えるよ」というと、

「でも、もう石小には戻ってこないんでしょう?」

と淋しそうに。

 出会いもあれば別れもある。それは人の世の常ではありますが、心を整理するには時間がかかります。

 でも、去っていく先生も同じような気持ちなんですよ。


 新しいスタートをうまく切るために、10日の離任式は、お別れのときをきちんと持ちたいと思います。それもまた生きていくうえで大切なことです。

 あたたかい、いい時となることでしょう。


校長 柏