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校舎と虹2

石 小 日 記

避難訓練(地震・火災) それから6年 プールそうじ

公開日
2025/05/22
更新日
2025/05/22

日々のできごと

 先日の集団下校訓練(暴風)に続いて、本日は地震と火災の避難訓練を行いました。教頭先生の「地震が発生しました」という放送が入ると、子どもたちは机の下にもぐり、「家庭科室から火災発生。運動場に避難してください」という放送を合図に、各クラス運動場に避難しました。

 避難指示の放送が入ってから、全員の点呼終了までが4分37秒。5分以内に避難できたことは、600人規模の学校として良かったと思います。


 今日は消防士さんにも来てもらっていて、消火器の使い方の説明を受けました。それから、この春新しく来た先生方と児童会(企画委員)の子たちが、訓練用の水消火器で実践練習。消火器を使うことなんて一生に一度あるかないか、ですが、いざという時に焦らないように。

 その後、1年生と4年生は、図工室にて「煙中体験」を行いました。煙は上に上がるので、万が一避難しないといけないときには、体を低くして煙を吸わないようにして避難する、という訓練です。害のない、少し甘い匂いのする煙が充満した図工室を、みんな身をかがめて、壁を触りながら通り抜ける訓練でした。明かりも消して、窓も暗幕で暗くするので、少し怖がっている子もいましたが、終わってみると「思ったより大丈夫だった」とか、「下の方は煙が少なくてよく見えた」とか、中には「甘い匂いがおいしそうだった」とか、いろいろと感想を言っていました。

 虫歯と同じように、何事も「予防」が大切です。火災にならないように予防する、地震が起きたときに対応できるように備えておくということはとても大切なことです。この機会にぜひご家庭でも話し合ってみてください。


 3枚目の写真は、6年生によるプールそうじの様子。私が本校で担任をしていた20数年前は、プールの横が「どんぐり山」と呼ばれる雑木林でしたから、プール掃除は落ち葉がいっぱいでひと苦労でしたが、今はそこもマンションとなり、落ち葉も減って、ずいぶんと楽になりました。とはいえ、ずぶぬれになりながら、あちこちをブラシやたわしでごしごしとこするのは大変な作業で、みんなよく頑張っていました(半分水遊び気分でしたが)。初夏の日差しを照り返す水しぶき。子どもたちの歓声。つくづく、ずぶぬれになっても寒くない季節になったんだなあと思いました。


 プール開きは6月9日(月)の予定です。6年生にとって、来るべき臨海学舎に向けての準備がいよいよスタートした、という感じです。


 校長 柏