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6年 お別れ遠足
- 公開日
- 2025/02/07
- 更新日
- 2025/02/07
日々のできごと
今日は極寒の中、6年生のお別れ遠足でひらかたパークへ。
石橋阪大前駅集合で、阪急〜モノレール〜京阪を乗り継いで行きました。
蛍池駅で乗り換えるとき、「え、新幹線に乗らへんのん?」と言っている子もいました。ラッシュアワーと重なる時間で、しかも結構な長旅でしたが、おおむね行儀よく移動できたと思います。
ひらかたパークに着くと、まずはアイススケート場へ。会場は貸し切り。初めてという子もたくさんいて、最初のうちは見事に転倒したり、手すりを持ちながら、生まれたての子鹿のように、立つだけで必死!という子も少なくありませんでしたが、子どもたちの学習能力は大したものです。20分くらいすると、だんだんと滑れる子が増えてきました。
スケート場の横には雪遊びのスペースがあり、そちらで遊んでいる子もたくさんいました。雪と言っても人工の、氷を細かく砕いたものですが、それもまた楽しそうでした。
今日はほんとに寒い日でしたが、スケートをしていると暑くなるくらいで、半袖になっている子もいました。しか〜し、お弁当もスケート場の横のスペースでいただいたのですが、それがもう寒くて寒くて。これは早めに切り上げて、午後の遊園地で遊ぶ時間を長めに取ろうということになりました。
遊園地では、グループごとに分かれてそれぞれが選んだ乗り物に乗るとのこと。絶叫マシンに乗れるか否かで分かれていたみたいです。
卒業まであと少し。どこに行くかも大事だけれど、誰とどう過ごすか、ということはとても大事です。卒業したら別の中学に行く子もいますから、今の仲間と過ごす時間は本当に限られています。思い出深い1日になったかな。電車の中で、男の子も女の子も仲良くじゃれ合っているのを見ながら、この子たちともうすぐお別れか……としみじみと思っていました。
校長 柏
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石中校区PTA3校合同講演会 「ネットトラブルから自分と子どもを守る」
- 公開日
- 2025/02/06
- 更新日
- 2025/02/06
日々のできごと
スマホやタブレットが当たり前の世の中になり、子どもたちが育っている世界は、今の大人が子どもだった時代とは全く違う世界だといっても過言ではないと思います。便利で手放せないものである反面、いろいろな判断がつかない子どもたちが無防備に触れると、自分も他人も傷つけたり、心や体の発達に悪影響を与えたりと、マイナス面は想像を超えるものがあります。しかしながら、やはり便利。単に規制するのではなく、刃物の扱いを覚えるように、その危険さを理解しながらネットを利用することは、大人も子どもも大切なことです。
今日は石小の全校児童と、3校の保護者の方も参加して、「ネットトラブルから自分と子どもを守る」というテーマで、情報モラルの講演会を持ちました。講師は大阪府教育委員会ネット対応アドバイザーの筒崎眞美さん。ネットの怖い話をさらっと、子どもたちに語り掛けるように分かりやすく話してくださいました。Youtubeなどの動画やゲームも、見すぎ、やりすぎは脳の発達、心の発達に非常に良くないということも。
保護者の方もたくさん足を運んでくださりありがとうございました。どのようにネットに関わるか、ご家庭でもこの機会にお話をしてくださったらと思います。
校長 柏
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この写真は……
- 公開日
- 2025/02/06
- 更新日
- 2025/02/06
日々のできごと
大阪府公立小学校教育研究会発行の「教育新潮」という年2回発行の教育専門誌があるのですが、本日最新号が届きました。
表紙は……本校の今年の臨海学舎の写真。日本海に沈む夕日と、それを眺める子どもたち。当時このホームページにも掲載したものです。(表紙以外にも、本校のH先生のコラムも掲載されています)
一般には頒布されていない本ですが、大阪中の学校にこの表紙の本が配付されたかと思うと、なんだかうれしい気持ちです。臨海学舎は本校の特色と言える行事ですからね。
校長 柏
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4年 音楽集会 それから6年 卒業式に向けて
- 公開日
- 2025/02/05
- 更新日
- 2025/02/05
日々のできごと
今日の児童集会は、4年生の音楽集会。
まずはリコーダー奏で『Supercalifragilisticexpialidocious』。カタカナで書くと『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』。何度聞いても覚えられないこの曲名は、1964年の映画『メリーポピンズ』で使われた、いわば呪文の言葉ですね。それから合唱「楽しいマーチ」。どちらも4年生らしい楽しい演奏と歌でした。5年生になったら、連合音楽会に学校の代表として出る学年です。今からそれが楽しみです。続いて、学校全体で、今月の歌『切手のないおくりもの』を歌いました。歌詞の通りの優しい歌声が体育館全体に響きました。いい音楽集会でした。
さて、2月に入り、6年生は少しずつ卒業モードに入っています。5時間目に各教室を回っていると、音楽室から『旅立ちの日に』という、卒業式の定番の歌声が聞こえてきました。埼玉県の中学校の校長先生が作ったというこの曲は、歌詞もメロディもほんとうによくできていて、この20年ほどで広く歌われるようになりました。私は6年生を8回も担任しましたので、この曲を聴くだけで胸が熱くなります。
匂いにひかれて店に入るように、そっと音楽室の中に入ってみると、ピアノを中心として6年生が歌っています。今度は「あなたに会えて」という曲。きれいな歌声ではありますが、でも正直、まだまだ高まっていない感じです。先生から、パートごとに分かれてそれぞれ練習するようにという指示が出て、音楽室、多目的室、教室に分かれて練習をしました。
3月18日の卒業の日まで、登校をするのは今日を入れてあと28日。まだその自覚が薄いのか、あるいはあえて見ないようにしているのか、その心の中までは見えませんが、少しずつその門出の日に向けた準備が始まっています。1日1日を大切に。今の仲間と過ごす時間を大切に。
卒業の日までのカウントダウンが少なくなるにしたがって、きっと歌声もより美しく、より高まっていくことでしょう。
校長 柏
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算数科公開研究会
- 公開日
- 2025/02/04
- 更新日
- 2025/02/04
日々のできごと
本日は豊能地区の合同研修の場として、算数科公開研究会を本校にて開催しました。
研修講師は、元筑波大学付属小学校副校長で、算数の教科書の監修委員もされている田中博史先生。算数教育の最先端におられる方です。
豊能地区の合同研修という位置づけですので、各市町から50名を超える先生方の参加があり、実に大盛況でした。
本日はまず、4時間目に5-1が「変わり方調べ」として、例えば正方形がいくつか並ぶ図形を作るには、棒が何本必要かを考える授業、そして5-2が「割合」を使って、割引内容の違う店のパンの値段を比較するという授業でした。
それから5時間目に3-1が「倍の計算」として、3台の車の走った距離を比べるという授業をしました。少し複雑な問題でしたが、子どもたちはその内容を、意見交流をしながら理解し、みんなで答えに至る方法を考えることができていました。
6時間目は、4年生対象に、講師である田中博史先生による師範授業。どのように声掛けをすれば、発表を苦手をしている子も意見を言えるようになるか、一人ひとりが考えを深めることができるようになるか、当たり前のような子どもたちとのやり取りの中に、計算しつくされたいわば「職人技」を垣間見る授業でした。また、その後の講演会では、算数に限らず、子どもたちと関わる私たち教師が子どもたち一人ひとりを大切にし、一人ひとりが思考を深める授業をするために、何を大切にしなければならないのか、改めて考えさせられるお話が聞けました。
子どもたちが日々成長するように、我々教職員も成長を目指して日々研鑽を重ねています。私もとても勉強になった1日でした。
校長 柏
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吹奏楽部 府知事表敬訪問
- 公開日
- 2025/02/03
- 更新日
- 2025/02/03
日々のできごと
吹奏楽部の全国大会金賞受賞による府知事表敬訪問で大阪府庁まで出かけました。参加したのは、6年生の子どもたち4人、そして顧問のI先生、おまけで私も。それから、別の全国大会で最優秀賞を獲った呉服小学校も一緒に。
登録有形文化財に指定されている大阪府庁本館は、1926年竣工の、現存する都道府県庁舎で最古のものだとのこと。荘厳な彫刻があちこちに施されています。圧倒される雰囲気の中、3階の大阪城が見える広間に案内されました。子どもたちは緊張してないかな……と思いましたが、心配は無用。いつも通りの石小っ子たちで、府知事を待っている間に、大阪府のキャラクターである「もずやん」が来てくれたのですが(一応「副知事」とのことです)、「先生!行っていい?行っていい?」という感じで、「中の人」も喜んでるかな……というくらい、リラックスして「もずやん」にじゃれていました。
そうこうしているうちに、吉村知事が到着。あいさつのあと、同席した呉服小学校の子たちとともに、全国大会に向けて頑張ってきたこと、予選を勝ち抜いていったようす、当日のことなどなど、きちんとご報告することができました。
知事は笑顔できちんと子どもたちのお話を聞いてくださり、それぞれが話した内容に合わせてそれぞれに感想を聞かせてくださいました。これにはとても驚かされました。
最後に記念写真を撮り、一人ひとり握手をして、知事は退室されました。お忙しい中子どもたちに対応していただき、子どもたちもとても励まされました。
「みんなで力を合わせて目標に向けて頑張ったこの経験は、これからの人生で壁にぶつかったときに、必ず力になるからね」
知事からそう言っていただけて、とても励みになりました。
校長 柏
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3年 昔のくらし
- 公開日
- 2025/01/31
- 更新日
- 2025/01/31
日々のできごと
低学年で「昔のくらし」の学習をよく行います。「昔」の定義がどこに置かれるのかで学習内容は変わってきますが、おそらく高度成長期以前の、戦後から『三丁目の夕日」くらいのイメージかなと思います。
しかしながら学校長の私でさえも昭和45年(1970年)生まれ。高度成長期以降に生まれた世代で、ネットやIT機器以外は、大抵のものが既にあった世代です。想定する「昔のくらし」が上記の通りなら、もはや学校現場で当時のお話を聞くのは難しい時代であると言えます。
さて、今日はA先生が「昔のくらし」について、3年生にお話を聞かせてくれるというので見に行きました。
実はA先生は、私が本校で教員生活をスタートした時の校長先生。ざっと20歳くらい先輩で、ご存じの通り今でも本校で体育を中心に指導してくださっています。今日は絵や写真を交えながら、当時のくらし、さまざまな道具、子どもたちの遊びのようす、「お手伝い」のことなどなどを話してくださいました。
ベーゴマがベーブレードとして生き残っているのをはじめ、いくつかのものは今の子どもたちにも分かるものもありました。子どもたちは知ってる話も知らない話も興味津々。いくつかの遊びは「それ、面白そう!」とわくわくしている感じで。「べったん」は知っている子もそれなりにいて、しばし実際に遊んでみました(写真左)。
「あの頃の子どもたちは、モノはなかったけれど、みんなで集まって、ほんとに工夫して遊んでたよね」と、授業後にA先生がしみじみと。「あの頃の暮らしで、工夫することが身についたかな。それがずっと授業づくりに生きてきたなあと思う」とのこと。
子どもも大人も学ぶことがたくさん。モノは豊かになっても、工夫する心は持ち続けたいものです。
校長 柏
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児童会行事 ドッジボール大会(5・6年生の部)
- 公開日
- 2025/01/31
- 更新日
- 2025/01/31
日々のできごと
児童会行事ドッジボール大会3日目。いよいよ高学年の部です。
各クラス、試合開始前のピリピリした感じから、ほんとにこの日に向けて練習してきたのだなあと思いました。
どのクラスも、パスを回してパスを回して、隙ができたら攻撃、というセオリーを踏まえて戦略を練ってきている感じで、また、予想通り、速い子の球がえげつなく速くて、さすが高学年だなあと思いました。
さて、決勝に残ったのは、5年生が5-1、6年生が6-1。コートの周りにはペア学級を応援する1年生の姿も。
6年生ボールで試合が始まると、まるで肉食獣が獲物を少しずつ追いつめていく感じで、ゆったりとパスを回し、そして隙を見つけるとすかさず猛烈な勢いで攻撃!それがしばらく繰り返されます。しかし、5年生も負けずに反撃!コートの周りでは、ポンポンを持った1年生の「がんばれ〜!」という声援!
やがてタイムアップの時まで、少しずつ相手を削っていくような、お互い意地と意地のぶつかり合いの展開となっていきました。
優勝は……6-1!6年生は大歓喜。おめでとうございます!
一方、5年生は悔しくて悔しくて……という感じで、負けた甲子園球児が甲子園の砂を泣きながら集める……くらいの雰囲気でした。
3日間に渡って繰り広げられた熱戦。勝っても負けてもそれもまたいい経験。
校長 柏
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児童会行事 ドッジボール大会(3・4年生の部)
- 公開日
- 2025/01/30
- 更新日
- 2025/01/31
日々のできごと
本日は児童会主催の3・4年生のドッジボール大会。
おとといの1・2年生の部のほんわかな雰囲気とは打って変わって、かなり迫力のある熱戦が続きました。ボールが普通サイズのものに変わったのもあり、投げるスピードも試合展開も全然違います。さすが中学年です。
試合が始まる前に、3年生が円陣を組んで、まるで戦の前に鬨(とき)の声をあげるように大きな声を出して試合に臨んでいました。どのクラスもかなり練習をしていましたので、いざ決戦!という感じでした。
決勝は、3年生代表が3-1、4年生代表が4-3。3年生の下克上なるか!4年生が貫録を見せるか!決勝の舞台の真ん中のコートには応援の輪が。
しかし見回してみると、号泣している子がたくさん!負けたクラスの子たちが、わんわん泣きながら、決勝戦の行方を見守っています。
3年生の、おそらくエースの子が、ものすごい球を投げますが、4年生はそれを受け止め、更に速い球を投げ返す。勝敗は……2人の王様を次々と倒し、4年生の貫禄勝ち!素晴らしい試合でした。
ということで、明日はいよいよ5・6年生の部。もはや大人でも怖いくらいの球が飛び交います。どんな戦いとなるのか、乞うご期待です。
校長 柏
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3年生 社会科研究授業、理科 音の伝わり方、それからクラブ見学
- 公開日
- 2025/01/30
- 更新日
- 2025/01/31
日々のできごと
本日、3年生は大忙し。
まずは、社会科の研究授業。池田市の発展に小林一三と阪急電鉄の果たした役割について考える授業でした。池田市はもともと3つの街道(西国街道、能勢街道、有馬街道)の要衝として栄えた街ですが、更に小林一三の描いた、鉄道が住宅開発と商業、娯楽をつなぐという都市開発のモデルとなった土地で、小さい街ではありますが、非常に教材化しやすい、学ぶ要素満載の街です。池田市民の地元愛の強さは、こういうところにも理由があるのかなと思います。
数日前に理科の先生から、「3年生で音の勉強をしますので、校長先生のギターを子どもたちに触らせてもらえますか?」という依頼がありましたので、それならちょっと演奏させてくださいと逆にお願いして、授業に参加させてもらうことになりました。ギターの仕組みを説明して、それから「今月の歌」の曲をみんなで歌いました。カポタストを移動して、どれだけ高いキーまで歌えるか……にもチャレンジしました。
太鼓やタンバリン、トライアングルと一緒に、子どもたちには自由にギターにも触ってもらいました。弦が「びよ~ん」と揺れるのを見て、音とは振動なのだと体感してくれたかな。
3枚目は、クラブ見学会のようす。クラブ活動は4年生からですので、3年生は各クラブを見学し、春からどのクラブに入るかの参考にします。3年生は目をキラキラさせながら各クラブを回っていました。
更に今日3年生は、ドッジボール大会の本番でしたが、そちらはまた別途。
校長 柏