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北中日記

Take Action 9日目 〜その3〜

公開日
2023/01/18
更新日
2023/01/18

お知らせ

放課後は、来年度3年生で実施予定の「探究旅行(東京方面)」について、探究旅行委員(希望制)が旅行業者さんと打ち合わせ。本校では「制服」「自動販売機」など含め、渉外も生徒がやり取りを行います。もう今ではあたり前の光景、こういう経験が最終的には、入試や就職、そして人生にも役立っていきます。どの学校でも、ついつい先生が全部決めてしまうんですよね。

これは10月に行った「探究祭」の時に書いた3年生の感想です。少し長いですが(以前にも紹介したかもしれませんが)よかったら読んでやっていただければと思います。

『私が探求祭・公開研を通して一番強く感じた事は自分たちで決めてつくるということです。なぜなら小学生の頃、祭りといっても何をするかは先生が決めたり、もしくは多数決で決めるなどがほとんどだったからです。そのため、一人一人の、個性を表す機会や自分の好きなものの、授業に参加するなどは全くありませんでした。もちろん、小学生の頃のように先生が全てを決める方が私たちにとってはすごく楽です。でも、本当に、それでいいんでしょうか。私たちが通っている学校ですので私たちに決定権があってもいいのではないでしょうか。小学校の頃は先生が決め、多数決をとるということが当たり前だったのでそんなことは全く考えたことがありませんでした。ですが中学生になり、この学校に通っていくうちに、私たちが通っている学校だから私たちで決めるということが段々と私の中の当たり前になりました。それと同時に自分達で決めるという自由の大変さを初めて実感しました。話し合いでは、何か一つ決めるにしても莫大な時間がかかるし、揉め事などもよく起こります。うまく決まる時もたくさんあるけれど正直時間がかかって決めてもあまりうまくいかない時だってあります。でも、そういった時私は結果はどうであれ、みんなが自分のことだけでなく周りのことも考えながら話し合ったその過程が一番大事なんだと思っています。なぜならそういったことを踏まえての経験を積み重ねることによりみんなの思っている当たり前が自分達のことは自分たちで決めるという当たり前へと変化していくと私は思うからです。そして、時間はかかるけれどいつかそれが北中生だけでなく、小学生にも、どんどん広まっていき、北中生の思っている当たり前が、いろんな人の当たり前になっていってほしいと思います。』