まず一つめは、みんなが着やすい、性差にとらわれない制服にすることを心掛けました。男女ともに好まれやすいブルーをキーカラーにし、上下同じ生地を使ったスーツのようなデザインになっています。ブレザーは、ボタンの位置が、男性が自分の「右側」、女性が「左側」と、男女で逆になっていますが、それも同じにしました。周りの学校にもあまりないデザインで、かっこよく仕上がったと思います。また、スラックス・スカートの柄をなくし、男女の差を感じさせないスタイルなので、だれもが違和感なく着ることができます。
さらに、誰もが選択できるように、スラックス、スカート、キュロットスカートを選べるようにしました。学校生活が制服で窮屈にならないように、設計にもこだわって動きやすい制服にしています。