いつから学校は失敗してはいけない場所になったのか。
- 公開日
- 2021/02/02
- 更新日
- 2021/02/02
お知らせ
上の画像は、分散登校が終わり、今年度がスタートするにあたって行った集会でのパワーポイントのひとつのスライドです。この内容の事は、ここ数年ずっと思っていて、「いつから学校は失敗してはいけない」あるいは「失敗させてはいけない」場所になってしまったのか・・?これはきっと、教職員も、生徒も、保護者も地域のみなさんも感じているのではないかと思っています。学校は本来「失敗する場所」「失敗できる場所」だったはずです。そうして「失敗」を繰り返し、成長していったのではないかと。「思い切って伸び伸びと失敗できない」為に、「より深く、闇にはいりこむ」という状態に陥ってしまい、深刻な問題になってしまうのではないかと考えています。今教育においてとても大切なキーワードは「探究心」。「失敗」を繰り返してこそ「新たな発見」や「新たな真実」「新たな自分」を見つけ、人は成長していくのだと思います。「失敗しない」為には、何もしないのが一番。しかし「失敗しない」は、「何も変わらない」「次へ進めない」「成長できない」という事につながっていくのだということを忘れてはなりません。