3月8日「国際女性デー」。
- 公開日
- 2021/03/08
- 更新日
- 2021/03/08
お知らせ
本日は「国際女性デー」。「国際女性デー」とは?
1904年に、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されたようです。日本でも1946年までは、女性は「選挙権」を持っていませんでした。たった75年ほど前の話です。ただ、今もジェンダーに関する無意識のバイアスがあるのではないかと言う記事を見つけました。
『野球部に残る女子マネへの偏見。選手との会話で感じた男女平等への課題』〜Sportiva webより〜
*就職活動で部活を休むことが増え、男子部員に「ごめんね」と伝えた。するとその部員は「なんで謝るの?手伝ってもらっているのはこっちなのに...」と言い、そのあとの言葉を飲みこんだ。そのときAさんは少なからずショックを受けたと言う。「これは推測も含まれていますが」と前置きしたうえで、Aさんはこう続けた。「自分では誇りを持ってやっているのに『手伝ってもらっている』と思われていることに少しだけ違和感を感じました。その選手もハッと気づいて言い直そうとしていたので、余計に気をつかわせているんだな、って。これが選手の持つ女子マネ像の潜在意識なのでしょう。「マネージャーは戦力ではなく、お手伝いさん」。極端に悪い言い方をすればそういうことだろう。学生の不器用なやりとりがほほえましいが、これが無意識バイアスなのか? Aさんは考えた。「女子マネは献身、自己犠牲のイメージが強い。そのバイアスを問うところから、部員同士で語り合いたいですよね。めちゃめちゃ煙たがられると思いますが」と、やはり明るく笑って話した。
遠くから見ていて、批判することは簡単ですが、まずは自分の身の回りにある「無意識のバイアス」に気づいていく事が大切。その為には、日頃から「人権」について、普通に話が出来る環境を、一人ひとりがつくっていく事が大切だと感じます。