PTA子育て講演会 〜その2〜
- 公開日
- 2021/07/15
- 更新日
- 2021/07/15
お知らせ
『「やりたくないことは勇気出して、やらないようにしよう」はすごく⼈⽣を変えてくれると思う。学⽣の⽴場や学校の庇護を失った代わりに思考の⾃由を⼿に⼊れた。』
『Z 世代(現在の若者論)
瑛⼠達の世代は、ダイバーシティやインクルーシブ、サスティナブルとか、そう⾔う⾔葉をもう⾃で⽣きてきている世代なんですよね。もう既に私達の感覚とは全く違う物を持っていて、もう、誰もが⽬指すスタイルや成功とか働き⽅なんて物は無いって解ってるんです。⼈と違う事を恐れない。もっと⾃分らしく、ユニークである事を⼤切にする世代だし、世の中もそういうふうになって⾏くと思います。発達障がい、不登校、⼈とは違う経験などは、これからはアドバンテージになり得ることだと思います。皆さんのお⼦さんはZ 世代の更に次の世代なので尚更です。こちらの学校のように新しい取り組みや柔軟で画期的な教育が出てきて、学校はここ数年で⼤きく変化しましたが、学校から出て⼦どもたちが働く社会が変化するスピードは遅いと感じます。』
『学校はみんなを同じコースで競争させます。普通は⾼校の頃にはおそらく2 つか3 つのコースに分かれますが、やはりみんな⾃分と近くの⼈を⽐べるしかありません。学⽣は、コースを外れてもっと⾼いところ、あるいはもっと違う景⾊が楽しめるさまざまな別の場所へ⾏くことはできません。ルートが固定されているから、勝者と敗者が存在します。でも、社会に出ると、そういう勝ち負けによってみんなの能⼒が規定されるわけではないと分かります。誰もが他の⼈とは違います。みんな同じというのはある種の幻想です。不登校の⼦どもたちは、その幻想から早く覚めたというだけかも知れません。』
ほんの一部ですが、本当に素敵な講演でした。