避難経路確認 PTAオール委員会子どもたちに落ち着いて避難することが大切だという話をしながら、ふと思い出したのは、2000年10月6日に発生した鳥取西部地震です。私は当時石小に勤めていました。発生時刻が午後1時30分ですから、ちょうど昼休みだったのですが、かなりの揺れを感じました。揺れがおさまってから、放送の指示に従って、全校児童が運動場に避難をしました。Wikipediaによると、鳥取は震度6強、大阪は震度4だったとのこと。阪神大震災の5年後ですから、地震の記憶がまだ生々しく、大人も子どももかなりこわい思いをしました。 災害はいつ起こるかわかりません。「お・は・し・も(押さない、走らない、しゃべらない、もどらない)」を合言葉に子どもたちには指導していますが、落ち着いて行動するためには繰り返し訓練が必要です。今日は避難経路確認だけでしたが、また改めて避難訓練を実施します。 さて、午後からはPTAのオール委員会でした。今年度役を受けてくださったみなさんが集まって、役割分担や今後の予定を話し合いました。お忙しい中役を受けてくださっている保護者の皆様には頭が下がります。保護者と教職員で、共通の目標である「子どもたちの心身共に健やかな成長」のために協力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ※けん玉を持っている子の写真は、PTAオール委員会でもお話ししましたが、校長室で「けん玉検定」を受けている子たちのもの。前校長からの引継ぎの中の最重要事項のひとつです。 校長 柏 新入生歓迎集会1年生が並んで入場し、学校長のお話、歓迎のことば、1年生からのお礼のことばのあと、1年生が児童集会の場所に移動、そして企画委員による石小クイズがありました。 昨年度も石小にいた先生たちによると、運動場に全校児童が集まるのは久しぶりだとのこと。19クラスありますから、なかなか壮観でした。1年生も行儀良くできていたし、企画委員の子たちも「人前で話すのは緊張する〜」などと言いながらも、(強風にあおられつつ)しっかりと話すことができていました。1年生にとって、しっかりした立派な上級生に見えたことだと思います。 さて、先週末から2年生以上は給食も始まっています。どのクラスも、それぞれ手慣れた様子で、給食の準備をしていました。日常が始まった感じです。 校長 柏 登校の様子から本校は集団登校をしており、また登校時に開門しているのは正門だけなので、朝の短い時間に、578名の子どもたちが一斉に登校します。校長である私は、あいさつをしながら、すべての子どもたちの登校を見守るのですが、石小の子たちはきちんと挨拶ができる子が多い!と感じています。とてもすばらしいことです。笑顔で通り過ぎる子、まだ不安そうにしている子などいろいろいますが、それぞれにとって良い1日になるようにと思います。 面白いのは、天気が爽やかで、そして桜がまだきれいなこともあってか、正門のそばにあるベンチでくつろいでいる子が何人かいることです。あちこちが居場所となっている感じです。 今日から給食や掃除が始まりましたが、私が午後から出張でしたので、それらのご報告はまた後日に。 みんな1週間よく頑張りました。また来週頑張りましょう。 校長 柏 これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ……それから1年生は廊下に並んで学校めぐりへ。もう何もかもが新しいことばかりで、目がきらっきらでした。本校の自慢のひとつである中庭の土俵の屋根を見上げて、うわあ、大きいなあと言っていました。 どの学年も少しずつ授業が始まっています。印象的だったのは、4年生の先生が授業のはじめに教科書の裏表紙に書かれている「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」という文言を読み、その意味を子どもたちに考えさせていたことです。 明日から2年生以上は給食が始まります。いよいよ本格的に学校生活がスタートします。 校長 柏 離退任式私は先生方を体育館にお連れしましたが、扉から入るや否や万雷の拍手。子どもたちは口々に「〇〇先生!」などと声をかけてくれます。 舞台の上に並ぶと、開式の言葉に続いて、校歌斉唱。ほんとうにさわやかに、高らかに子どもたちは歌います。私自身、21年前にこの離任式の舞台で、同じように最後の校歌を聞いたことを思い出しました。 去られる先生方は思いを込めて、子どもたちに語り掛けます。石小の子どもたちへの最後のメッセージ。思わず感極まり、声が震える先生もおられます。続いて、子どもたちからのメッセージと、花束の授与がありました。これもなかなか胸に迫るものがあります。改めて、通り過ぎてしまった日常がなんと愛おしいものかと思います。 退場は、子どもたちの間を縫うように時間をかけて歩きながら、名残を惜しみました。最後、出口のところに並ぶ先生方に向かって、「旅立ちの日に」のピアノを背景に、子どもたちの「ありがとうございました!」という声が体育館に響きました。 春は出会いと別れの季節です。子どもたちは毎年こういう経験を重ねながら大きくなっていきます。再会が待っている別れもあります。本当に最後になってしまう別れもあります。いずれにせよ、お別れをきちんとすることはとても大切なことです。 校庭で、最後まで子どもたちと別れを惜しんでいた先生の後ろに、散り始めた桜が青空に映えて、とても美しく輝いていました。 校長 柏 緊急時対応研修今日は「緊急時対応研修」として、アレルギー対応、エピペンの使い方、そして給食時などにのどに詰まった時の対応の研修を保健の先生を講師として行いました。 緊急時に焦らずに的確に行動するためには、日頃の訓練と心構えが必要です。子どもたちの安心安全な生活を守るために、教職員は日々研鑽を積んでいます。 校長 柏 風の強い朝子どもたちはそんな大変な中、元気いっぱい登校してきました。私は正門で子どもたちを迎えました。天気はあいにくでしたが、ほんとうに爽やかな朝でした。 全クラスを見て回りましたが、自己紹介をしていたり、自己紹介のためのカードを作っていたり、係や委員会などを決めていたり、どのクラスもこれからの学校生活のスタートのための準備をしているという感じでした。 1年生は集団下校で、地区別に並んで帰りました。また明日ね、と手を振って、子どもたちは笑顔で帰っていきました。 この1週間は、クラスの基礎を作る、あるいは確認するとても大切な期間です。スムーズなスタートが切れるよう、各先生方はいろいろと考えて子どもたちと向き合います。改めて新しいクラスが子どもたち一人一人にとって居場所となることができますように。 校長 柏 入学式!始業式!校長として私は、1年生に3つのことをお話ししました。ひとつめは「あいさつをしっかりしよう」ということ、ふたつめは「仲間を大切に」ということ、3つ目は「人のお話をしっかり聞こう」ということです。みんな最後までお話をしっかりと聞けていました。 6年生の歓迎の言葉(これが劇を含んだ楽しいものでした)、それから歌があり、石橋っ子の楽しく前向きに頑張る雰囲気が伝わったかなと思います。 思い返せば、コロナ禍以降、初めてのご来賓をお迎えしての入学式となりました。地域のみなさまもたくさん参列してくださり、教育というものが、「学校」と「保護者」と「地域」の三位一体で成り立つものだと改めて感じました。参列していただいた皆様にはあらためて感謝です。 さて、午後からは2年生以上のクラス発表、そして始業式でした。始業式に先立って着任式を行い、本校を去られた方々のお名前を読み上げ、本校に着任された方のご紹介、そして一言ずつあいさつをしました(私も新任校長のためあいさつをしました)。始業式では、石橋小学校の子どもたちが校歌を高らかに歌う姿にとても感激しました。歌が元気に歌える学校はいい学校です。それを強く確信しました。 始業式後は、各クラスのクラス開き。新担任との最初の出会いです。教科書やプリント配付など、しないといけない雑務もありますが、各担任の先生は、この1年一緒に過ごす子どもたちとの最初の出会いをどうしようかと、それぞれが工夫を凝らして準備していました。桜並木で集合写真を撮っているクラスもいくつかありました。 新しい1年の最初の日はこうしてスタートしました。今年度も本校の教育活動の充実のために、何より子どもたちの笑顔のために、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 (更新したときに日付が上書きされてしまいましたが、2024-04-08 の記事です) 校長 柏 |
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