タイの文化に学ぶ
- 公開日
- 2020/12/16
- 更新日
- 2020/12/16
はたしょう日誌
今日、5年生のクラスで、お母さんがタイにルーツを持つクラスメートのご両親をお招きして、タイの文化について学習しました・・・タイは高温多湿の熱帯性気候の国です・・・タイは仏教が生活の隅々まで浸透している仏教の国で、お坊さんの地位が大変高いそうです・・・タイのあいさつは女性はサワディーカー、男性はサワディカップと言い、あいさつの時には合掌します・・・そのあいさつは相手の立場によって三種類あり、最上級がお坊さんで額の高さでの合唱、次が目上の人で鼻の高さでの合唱、そして三つめが同い年で顎の高さでの合唱になります・・・日本とは違うあいさつの作法ですね・・・また、男性のほとんどが人生で一度出家する体験をするそうです・・・いろいろなタイの文化についてのお話をしていただきましたが、お母さんが考えるタイのよいところで「優しいところ」「果物がおいしいところ」というお話がありました・・・「優しいところ」の象徴は、ふだん日常的に使われる「マイペンライ」という言葉です・・・「マイペンライ」とは大丈夫という意味ですが、日本の言葉のニュアンスでは沖縄の「ナンクルナイサ」に近いものがあるそうです・・・「大丈夫ですか? そんなこと気にしないでも大丈夫」と常に誰かが誰かを励ましている、そんなお話でした・・・果物でいうと日本では高級果物のマンゴーなどは、当たり前にあるもので日本の感覚でいうと「水・空気・マンゴー」だそうです・・・みんな「ええなあ」の声・・・最後にはタイの遊び「マーケップ」(プははっきししたプではなく聞こえるか聞こえない音でプです)を教えてもらい、代表者がチャレンジしました・・・たいへんな盛り上がりで、これからクラスではやりそうです・・・今まで多くの子供たちには身近ではなかったタイですが、今日は本当に素敵な出会いになりました・・・自分たちの身の回りの文化だけではなく、世界中のいろいろな文化に関心を持つ第一歩になりました・・・