5年 JA出前授業、それからいのちはいつから?
- 公開日
- 2025/09/08
- 更新日
- 2025/09/08
日々のできごと
5年生の社会科では、農業や漁業、工業など、日本の産業を学びます。今日はJA(農協)の方々が来てくださって、出前授業を持ちました。
日本の食料自給率は40%弱であることをはじめ、食糧生産についてクイズ形式で考えていきました。
結構驚いたのが、大阪府はふきの収穫量は全国3位、春菊は全国1位、いちじくは3位、ぶどうは7位(デラウェアに限ると3位)、水ナスは10位など、上位に食い込む農産物がいくつもあるということです。一方、都道府県内の食料自給率は、1位の北海道が218%であるのに対し、大阪は46位(1%)と、東京に次ぐ低さです。
確かに、本校の校区を見回してみても、田畑はほぼ宅地化されて残っていませんからね。一方、池田市内には、神田地区や細河地区をはじめ、田畑がまだまだ残っている地域もあります。細河のダイコンは、給食の食材にも使われていますし。
というわけで、今日はそういった池田や箕面産の野菜をたくさん持ってきてくださっていました。田畑のほとんどない校区だから、意外といろいろな野菜が作られていることに子どもたちは驚いていました。
さて、昼休みに、産休に入った低学年音楽のH先生が諸手続きのために来校していました。ちょうど校長室に遊びに来た子たちがH先生に気づいて大喜び。
「お腹の中でね、赤ちゃんはけっこう動くんだよ。」とH先生。
こどもたちは目を丸くして「へぇ、ほんとに?」みたいな感じで。
「そう考えると、誕生日というのは、『お母さんのお腹から出てきた日』であって、いのちはもっと早く始まっているんだね」と私が言うと、「確かにそうだねえ」と、大きくなったお腹をなでたり、耳を当ててみたり。新しい命を囲んで、とても温かいひとときでした。
3枚目の写真は、今朝(夜中)の皆既月食の写真。午前1時半~2時半ぐらいの時間に、眠い目をこすりつつ撮影しました。雲もなく、絶好の観測日和でした。明日の児童集会ではより詳細な写真を子どもたちに見せようと思っています。
校長 柏