プログラミング学習
- 公開日
- 2025/09/05
- 更新日
- 2025/09/05
情報の時間
本校の教育課程の中で特徴的なものの一つに、プログラミング学習があります。
プログラミング学習は2020年度から必須化されています。ギガスクール構想により全児童にタブレットが配付されてから、PCを使っての授業というのはずいぶんと廃れてしまった感じがしますが、本校はあえてPCを使ってのプログラミング学習を、1~6年まで体系的に進めています。
今日は3年生のプログラミングの授業を見に行きました。
川を挟んでウサギの親子がいます。お母さんウサギをコントロールして、川の中を左右に移動しているカメをよけて向こう岸にわたり、子ウサギを助け、また川を渡って家に帰る、というミニゲームを作っていました。
プログラミングのアプリは「スクラッチ」というビジュアルプログラミング言語で、「動き」や「見た目」「音」「イベント」などのカテゴリに分かれたコードを、まるでブロックのように組み合わせながら動きや反応を指定していきます。
実学的であることもあって、どうしても授業は説明的になりますが、きちんと理解をして手順通りに事を進めれば、思った通りの動きをするようになります。
今日は親ウサギにテンキーの動きを指定していました。行きは顔がこちらに向いていますが、戻るときは背中向きにならないと不自然です。そのあたりもきちんとプログラムします。どうしたらいいのか悩んでいた子が、思った通りの動きができるようになると、それはもう嬉しそうです。
6年生は卒業前に、オリジナルのゲームを作って発表します。単にタブレットを使いこなす、というだけでなく、プログラミングを学ぶこと、プログラミング的思考を身につけることはこれからの時代の子どもたちにとって、大きな力となるはずです。なんでも「身につける」までは大変なんですけどね。
※1学期末に保護者のみなさまにお願いした授業アンケートで、「PCの授業で何をしているのか知りたい」という意見がいくつか寄せられましたので、ご報告がてら今回記事にしました。
校長 柏