マラウイの学校!!
- 公開日
- 2022/03/07
- 更新日
- 2022/03/07
日々のできごと
今日は、6年生が、マラウイという国の学校で働いている方とズームでつながって、様々なお話を聞きました。JICA海外協力隊で、マラウイに派遣されている大阪の中学校の先生のお話でした。8年制の小学校で、英語で算数を教えていらっしゃいます。先生のおうちは国の中では恵まれている方だと言われましたが、水道の水は飲めなくて、マラリアが怖いので、蚊帳を張って寝ているそうです。
マラウイは、アフリカの東南部の小さな国で、まだまだ発展途上にある国です。学校は、3000人もの生徒がいるのに、教室が足りず、午前と午後に分かれて登校しているそうです。学校には、職員室と教室しかなく、平屋建てです。学校敷地の境はよく分からないけれど、広大な敷地のようでした。運動場は、日本のイメージとは全く違い、雨季なので、植物がたくさん生えていました。また、学校には水道がなく、子どもたちは井戸で必要な水を汲み上げていました。教科書は一応国で作られているそうですが、印刷技術や輸送手段の関係で、ほとんどの子どもは教科書を持っていないと聞きました。教室には机や椅子はなく、電灯もついていませんでした。授業は、35分授業だそうですが、ほとんど守られていなくて、規則もあまり無いという話でした。
8年生まで進む子どもは少なく、5年生からのオールイングリッシュという難関があり、進級できずにやめていく子どもがいることが分かりました。それでも、全ての子どもたちは、生き生きと前向きに学習に取り組んでいるとのことで、考えさせられるものがありました。
6年生の教室で、石橋商店街のためのCMづくりや宣伝ポップづくりをしていました。ぎりぎりまで、しっかりと取り組みを続けている姿勢に感動すら覚えました。
英語の時間に「graduation speech」と題して、自分の思いを伝える発表会をしている教室もありました。6年生らしく集大成としての発表に見えました。
彫刻をしている時間もありました。卒業制作になると思いますが、急いで怪我をしないように、十分注意して取り組んで欲しいと思います。
4年生がリレーの練習をしていました。どうしてバトンタッチが効率的なのかをしっかり理解しているように見えました。もう、高学年の走り方で、スムーズなバトンタッチだと感心しました。
2年生は、タブレットを持って、春探しに出かけていました。写真を見せてくれましたが、見事な菜の花の写真がありました。春はもうそこまで来ています。
1年生が今日も元気に的あてのゲームをしていました。本当に投げる力がついてきているのがよく分かりました。もう、ドッジボールもしっかりとできそうです。1年生としての学校生活も残り少なくなってきましたが、一日一日を大切に過ごしてくださいね。