叱る時こそ伸ばすチャンス その8
- 公開日
- 2021/04/28
- 更新日
- 2021/04/28
日々のできごと
【お説教は一つだけ…】
今日は、特筆する出来事がありませんでしたので、久しぶりにこのコーナーを書きます。今日のような雨模様の日には、気分が乗らず、イライラしてしまうことがあるかもしれません。ずっと家にいて、子どもたちを叱るような場面が起こるかもしれません。
子どもを叱るとき、あれもこれも叱ってしまうと効果がかなり下がります。特に、長いお説教は、あまり効果がありません。
子どもにしてみれば、今した行いに対して、子どもながらに反省し、次からは気をつけようと思っているはずです。そこへ、過去の失敗を出されたり、他のことまで悪いと決めつけられれば、動揺し、反発し、反省していたことまで素直に反省できなくなってしまうのです。
宿題をしながらテレビを見ていたときに、「宿題をしているときは、よそ見をしてはいけません。」と注意をするとします。そんな時に、「そんなことだから、このまえもお茶碗を割ったのです。」「だから、よくけがをするんです。」「だから、先生におこられるのよ。」などと、思いつくことを次々に口に出してしまうことがあるかもしれません。一つ一つの非については、聞き分けのよい子どもでも、失敗を同列に論じられると、子どもといえども、反省どころが怒りにつながるかもしれません。
効果的に子どもを叱るためには、「ポイントを絞り、感情的になりすぎない」ことが鉄則だと考えます。その時のことだけに限定して、諭すように叱り、自ら反省できるような空気を作ることが大切なのです。学校でも心がけていきたいと思います。
大型連休が始まります。でも、今年のGWは、人の多いところにはできるだけ近づかないで、ステイホームを心がける必要がありますね。家で、読書か映画鑑賞か…。ちょっと奮発して、豪華な食事を家で食べるか…。
今年度の学校事務手続きについて、ホームページ上の「事務室より」に掲載しました。必要に応じて、ご覧ください。
学校納入金について(2021)
転入予定の皆様へ(2021)
転出入の手続きについて(2021)