【修学旅行】月が綺麗ですね
- 公開日
- 2024/10/17
- 更新日
- 2024/10/19
日々のできごと
ナイトウォーク(星の観察)の時間になると、一気に霧が降りてきました。気温がそれだけ下がっているということでしょう。
近くの広場まで歩いて、霧のかかった夜空を観察。朧月しか見えなかったので、主に月の話をしました。
欧米では月は不吉なイメージらしいけれど(狼男とかドラキュラとか)古来から日本では月を愛でる文化であったこと。後の月(のちのつき)とか、十六夜(いざよい)とか、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)など、月の満ち欠けに合わせて名前をつけて愛でてきたこと。京都の桂離宮は月を愛でるための建物であること。そして夏目漱石が I love you.を「月が綺麗ですね」と訳したと言われていることなど。
そんなことを話しているうちに、夏の大三角がかろうじて見えました。臨海学舎のときに見えたのとはかなり角度が違っていることも、子どもたちには勉強になったかな。
という感じて1日目が終わりました。写真は私が撮った月と、就寝前の班長会議のようす。早く寝て、明日に備えてくれたらと思います。
校長 柏