6年生 ドッジボール それからいろいろ
- 公開日
- 2025/01/23
- 更新日
- 2025/01/23
日々のできごと
児童会行事のドッジボール大会に向けて、各学年練習を頑張っています。今日は6年生が練習をしていました。ボールは軽く柔らかめのものを使っているのですが、それもあってか、速球を投げるとボールの軌跡が、空気を切り裂いてホップする感じになります。まあほんとに大迫力!みんなでわーわー言いながら、上手にパスを回したり、よけたりしていました。
とはいえ、ドッジボール大会は「勝ちさえすればいい」というものではありません。対戦相手へのリスペクトも含め、クラスをはじめとした仲間とのつながりを、この行事を通してしっかりと学んでほしいと思います。
2年生が多目的教室に集まって、来週聴覚障がいの方をお迎えして学習するための準備をしていました。何人もの子たちが、「手話で自己紹介できるよ!」と言って、次々に手話で自分の名前を伝えてくれました。かしこい子たちです。
4年生は、大阪府の伝統工芸として、堺の包丁について学習しています。それぞれの家にある包丁の写真を撮ってきて電子黒板で共有していました。切る食材に応じて、さまざまな包丁があり、特に堺の包丁は、世界的にも評価されています。確かに、包丁ひとつで料理の味も変わりますからね~。昔から堺の職人の技術力は、ポルトガルから伝わった鉄砲をあっという間に作ってしまったくらいの高いレベルで、それが今も包丁や自転車部品づくりなどに息づいているというのは面白いものです。
電子黒板に「510」とあるのは、5年生の英語の授業。ものの値段を英語で言おうということで、数字の言い方を学んでいます。「forty」なのか「fourteen」なのか、何年英語を勉強しても言い間違えたり聞き間違えたりする表現は、語尾が上がるのか下がるのかを体を使って発音する感じで覚えると間違わなくなりますよと。
4年生の教室に行くと、面積の学習に合わせて「1平方メートル」の大きさの新聞の掲示が。視覚的に学ぶことは大事です。
子どもたちの学びがどうすれば深まるか、いろいろと先生方は工夫しています。
さて、先週の阪神淡路大震災から30年という日から、職員室前の廊下に、当時、新聞社が発行していた写真集を4冊置いています。実はこれは私の蔵書。当時の思いを忘れないために、ずっと大事に取っておいたものです。休み時間などに、子どもたちが眺めているところを見ると、語り部のように、声をかけて当時のことをいろいろと話しています。
校長 柏