研究授業ともちつき
- 公開日
- 2025/01/24
- 更新日
- 2025/01/24
日々のできごと
今日は研究授業がふたつ。
まず2年生生活科。「広がれ わたし」という単元で、それぞれの「いいところさがし」の実践です。
友達に書いてもらった「いいところ」に加え、担任の先生から、一人ひとりに「いいところ」を書いたカードが渡されます。子どもたちはなんとも照れくさそうな笑顔。それから、なんと事前に保護者の方に書いてもらっていた「いいところ」カードが渡されました。子どもたちはほんとにうれしそうでした。(保護者の皆さま、ご協力ありがとうございました)
それらを胸に、自分のいいところをまとめ、交流する、という授業でしたが、謙譲を美徳とする日本文化は、こういうときに「いやいや、たいしたことないです」的なものを自分にも周りにも求めるようなところがあります。子どもたちの心身ともに健やかな成長のためには、それがかえってよくないという面も確かにあって、だからこそ、こういう授業が成立します。実に日本的な気がします。
自己肯定感を高めることは、例えるなら建物の基礎をしっかりと作るようなものです。そういう意味でとても大切な実践だなあと思いました。
それから4年生国語「スワンレイクのほとりで」という物語文。授業者はなんと教頭先生。
本題とは少しずれますが、「主人公のこの感情は恋なのか否か」でかなり盛り上がり、それがなんとも面白かったです。(失礼ですが)恋とはまだ無縁そうな子が、結構的を射た恋愛論を語る場面もあって……。
とにかく、活発な意見交流があって面白い授業でした。
3枚目の写真は、たけのこ学級のもちつき大会。これは今年の新しい取り組みです。大きな石臼と小さな木臼を借りてきて、保護者の方にもお手伝いいただいて、みんなでもちつきをしました。買ったほうがよほど手軽ですが、手間をかけてもちをつき、つきたての温かいおもちをみんなで食すのは、とてもいい経験だったと思います。みんな「ほんとにおいしいねえ」と満面の笑顔でした。何個もおかわりをしている子もいました。私もおすそ分けをいただきましたが、なんとも柔らかくて、また温かく、ほんとにおいしかったです。
校長 柏