SST集会
- 公開日
- 2025/07/02
- 更新日
- 2025/07/02
日々のできごと
本日全校で「SST集会」を実施しました。SSTとは、ソーシャルスキルトレーニング(Social Skills Training)の略で、対人関係や社会生活に必要なスキルを学ぶ訓練のことです。
今日は「まほうのあいさつで おたがいに いいきもち」というテーマでみんなで学びました。
体育館の舞台で、先生方が「廊下でぶつかったときに」という設定でロールプレイをしました。「何するんだ!」と怒ってケンカになる場合、きついことは言われないけど、何の声掛けもなかった場合、それからお互いに「ごめんなさい」「大丈夫?」などと声掛けをした場合を演じ、そのときにどんな気持ちがするのかをみんなで考え、意見を出し合いました。
「何も言われなかったら、もやもやした気持ちになる」とか、「『ごめんね』と言ったらすっきりした気持ちになる」などの意見が出ました。
それらの気持ちを、モンスター「おこりんご」、モンスター「しらんぷりん」などと、キャラクターにしてまとめました。
その後、それぞれが隣の人とぶつかったときにどうするか、どんな気持ちになるかをロールプレイをして、3つのあいさつスキルをみんなで共有しました。
(1)あいてをみて
(2)すぐに(3びょういない)
(3)きこえるこえで
そうすることで「おたがいに いいきもち」になりますよということでまとめました。
伝え方や表現のちょっとした違いで、相手がどのように感じるのかは大きな違いが生じます。日々のもめごとや誤解はこういった小さなことからスタートすることが少なくありません。それを具体的な場面設定で学ぶということは、子どもだけでなく大人も大いに勉強になりました。
校長 柏