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【吹奏楽部】台湾の小学校と音楽交流
- 公開日
- 2025/06/12
- 更新日
- 2025/06/12
日々のできごと
本日は、台湾より高雄市鳳山區忠孝國民小學(公立の小学校)の皆さんをお迎えして、音楽交流のときを持ちました。
台湾の子どもたちは24人、あと、先生方や保護者の方を含めて、60人ほどのご一行で、関西の観光地を巡りつつ、その流れで本校にお越しいただきました。
台湾では卒業式を終えたばかりで、本日の音楽交流が今回の旅のメインイベントとのことでした。
まずは6年生の教室にて、ランチタイム交流をしました(台湾の子たちはお弁当)。知っている英語を使ったり、タブレットの翻訳機能を使ったりしながら、頑張ってコミュニケーションを取っていました。
5時間目は、全校児童が集まり、吹奏楽の演奏会。本校児童のあいさつでは、中国語に堪能な子が通訳をしてくれて、それもまたうれしいことでした。台湾の子たちも、日本の子たちも、「音楽」という言葉でつながっていることを強く感じた演奏会でした。
6時間目は給食を一緒に食べたグループで、校内のあちこちに貼っている「台湾クイズ」を解いて回るという活動をしました。
子どもたち同士はあっという間に仲良くなり、台湾の子たちがくれた名刺を大事そうに持っている子があちこちに。メールアドレスを交換した子もいるようで、昔の文通みたいに、ここから海を越えた交流が始まったら素敵なことだなあと思いました。
台湾の先生方からは、「石橋小学校の演奏にはびっくりしました」と言ってもらえました。「聴いてて涙が出そうになりました」とも。ありがたい話です。
本校の子どもたちにとって、非常にうれしい、忘れがたい国際交流の機会となりました。
校長 柏
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プール開き(1年 4年)
- 公開日
- 2025/06/12
- 更新日
- 2025/06/12
日々のできごと
梅雨空の合間を縫って、本日やっとプール開きを迎えました。
1番乗りは、なんと1年生。ほんとに最初のプールですので、どの合図でどう動くのかなど、いろいろな手順を丁寧に時間をかけて説明しましたので、実際に水に入ったのはほんの少しの時間です。
まあとにかく「地獄のシャワー」で、子どもたちは歓声なのか悲鳴なのか分からない声をあげていました。
水慣れをして、小プールの真ん中にいる各担任の先生方にタッチして今日は終わり。こうして始まった水泳の授業が、6年生になれば、遠泳をめざしてガンガンに泳ぐようになるのですから、子どもたちの成長はすごいものだと思います。
それから4年生。4年生ともなると、むしろ泳ぐことに自信を持っている子がたくさんいますので、油断が事故につながらないように、非常に丁寧に水泳の授業のルールを確認していました。
水泳は確かに危険を伴うものですが、逆に命を守るためのものでもあります。とにかく安全第一に、そして子どもたちが自分の命を守ることのできる泳力を身につけることを目標に頑張ってほしいと思います。
そうそう、本校出身の水泳選手、シドニー、アテネ、北京とオリンピック3大会連続出場を果たし、アテネでは銅メダルをとった中西悠子選手が、7月7日(月)に本校に来てくださることになりました。全校でお話を聞き、6年生は実技指導をしてもらえる予定です。臨海学舎前の6年生にとって非常に励みになるのではないかと思っています。今からとても楽しみです。
校長 柏
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1年 交通安全教室
- 公開日
- 2025/06/11
- 更新日
- 2025/06/12
日々のできごと
本日は、1年生の交通安全教室がありました。池田警察、池田市道路交通課、池田交通安全協会、それから池田市教育委員の方が来られました。保護者の方もけっこうたくさん見に来られていました。ありがとうございました。
残念ながら雨模様でしたので、運動場に模擬道路を描き、信号機などを使って行う実技練習はできませんでしたが、体育館で、ゲームやクイズ、動画などを使って、交通安全について楽しく学ぶことができました。
毎年来られている交通安全協会のHさんは、毎回、子どもたちのために手作り教材を作ってくださっています。イラストもとてもお上手で、それを見るのも私の毎年の楽しみでもあります。今年は交通標識の絵合わせゲームでした。子どもたちは前のめりで一生懸命手を挙げて、楽しみながら学びました。
コロナ禍の頃、この交通安全教室を実施できなかった年がありました。私は他校の教頭だったのですが、その年、1年生が交通事故に遭ってしまったのです。「もしも、交通安全教室があったら、事故も防げたのではないか」と、当時強く思いましたし、今でも思わずにはいられません。もちろん学校で、日常的に交通安全指導はしていますが、やはり外部から、特に制服姿の警察官が来られてお話をしてくださるというのは、子どもたちにとって非常に大きな経験です。
地域の「みまもり隊」やPTAの方をはじめ、地域や保護者が子どもたちの安全を日々見守ってくださっていますが、細道と坂道の本校校区ですから、今日学んだことを生かして、安全に過ごしてほしいと思います。
あじさいの掲示は、2年生の教室のもの。梅雨入り宣言からずっと梅雨らしい天気が続いています。
校長 柏
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6年生より 千羽鶴完成の報告
- 公開日
- 2025/06/10
- 更新日
- 2025/06/10
日々のできごと
6年生の修学旅行が来週18日(水)、19日(木)に迫っています。
目的地は広島の平和公園、それから帝釈峡。梅雨入りしましたので天気が心配ですが、子どもたちにとって思い出深い2日間になるように、各クラス準備を進めています。
今日の児童集会では、6年生の修学旅行実行委員と折り鶴実行委員より、かねてより全校で折っていた千羽鶴のおひろめと、ヒロシマで何を学ぶのかについて、簡単なプレゼンがありました。緊張感をたたえながらも、上手に話すことができていました。
石小の子どもたちの平和への願いを運ぶ千羽鶴は、多様性を象徴する虹色のグラデーション。たいへん美しく仕上がりました。
いつも言うことですが、世界平和を願うことはもちろん大切。でも、ある意味それは簡単なことです。むしろ、身近な人を大切にすること、たとえ意見が違う人に対しても、きちんと対話をすること、そういう身近な、小さな平和を作ることこそ却って難しい。
「世界平和」は、そういった、身近な、小さなことの積み重ねの先にあるのだと私は思います。そういう「大きな平和」と「小さな平和」をしっかり学ぶ修学旅行になればと思います。
校長 柏
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梅雨入り そして1年 図工、4年 算数
- 公開日
- 2025/06/09
- 更新日
- 2025/06/09
日々のできごと
今日は昼頃から雨の予報。案の定、近畿地方は今日から梅雨入りとの知らせが。
今日はプール開きの日で、プールバッグを抱えて登校している子もたくさんいましたが、気温、水温とも基準に届かず、天気が良くないこともあって、どの学年もプール開きは延期となりました。残念がっている子もたくさんいたと思います。まあでも、今日無理して入ったら「地獄のシャワー」に「くちびるムラサキ」間違いなしでした。
1年生の教室に行くと、ちょうど図工の作品作りをしていました。絵の具を溶いた水に洗剤を入れ、ストローで吹いてぶくぶくぶくとあわを立てています。その泡をスプーンですくって画用紙の上にそっと落として模様をつけています。何をしているのか子どもたちに尋ねると「あじさいの絵を描いています」とのこと。葉っぱは画用紙を手でちぎり、折り目をつけて葉脈の模様にしています。
赤や青、黄色など、いくつかの色がまじりあい、泡がはじけて飛び散る感じも含め、素敵な作品がいくつもできていました。雨を降らせたり、かたつむりを加えたりといったアレンジをしている子もいました。梅雨入りの日にぴったりの図工の時間でした。
今日は4年生算数の研究授業。『角の大きさの表し方を調べよう』という単元で、180度を超える角度を、180度までしかない分度器を使ってどう測るか、という授業でした。
「足し算にする」とか、「引き算を使う」とか、「紙をひっくり返す」とか、「補助線を描いたらいい」とか、いろいろとアイデアを出し合って答えを求めていきました。みんなしっかり考えることができていました。
昼頃から雨がぱらつき始めたこともあってか、昼休みの校長室は、3年生を中心に、けん玉遊びに興じる子どもたちでなかなかの混雑でした。4年生以上は月に一度のクラブ活動の日でしたが、屋外で活動するクラブにとっては恨めしい雨。元気いっぱいの石小っ子たちにとって、すでに梅雨明けが待ち遠しい感じの梅雨入りの日でした。
校長 柏
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【吹奏楽部】いのち輝く吹奏楽 in 大阪・関西万博
- 公開日
- 2025/06/08
- 更新日
- 2025/06/08
日々のできごと
本日は、大阪・関西万博会場内 EXPOホールにて開催された「いのち輝く吹奏楽」に、本校の吹奏楽部が、豊能地区合同バンドとして参加しました。万博会場での演奏はこれで2回目になります。
今日は、4年生をはじめ、今年の新入部員にとっても初舞台でしたので、総勢90名を超える子どもたちが参加しました。阪急電車と地下鉄を乗り継いで行きましたが、全校一斉万博と同じルートでしたので、大人も子どもも慣れた感じの移動となりました。
曲目は、1970年の万博のテーマソングだった『世界の国からこんにちは』。歌詞を少しアレンジした2025年バージョンで、4年生をはじめとした新入部員は歌とダンスで盛り上げました。それから定番の『学園天国』そして『銀河鉄道999』。最後はいつもの「ヤー!」がバチッと決まりました。
保護者の皆様も、わざわざ入場チケットを購入して見に来てくださりありがとうございました。
EXPOホールは、太陽の塔の顔をイメージして作られたという、とても綺麗で立派な施設でした。半年でなくなるのはもったいないなあと思いました。
校長 柏
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ほたるのいるまち
- 公開日
- 2025/06/06
- 更新日
- 2025/06/06
日々のできごと
昨日、ほたるの話をここに書きましたが、それを読んだのかどうかは分かりませんが、今日、「校長先生、ほたるを持ってきました」と飼育ケースに入ったほたるを見せにきてくれた子がいました。昼間のほたるは、苦手な人にとってはただの虫なんですけどね。
黒いマントに赤い帽子をかぶったようなその虫は、日が暮れると、おだやかに点滅しながら、川面をほのかに照らします。ゲンジボタルはこの週末くらいがおそらく限度かな。
繰り返しますが、石澄川、瀬川神社の周辺で見られると思います。車瀬橋、今井橋でもちらほら見られます。週末、親子でぜひ足をお運びください。
校長 柏
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3年 運動場で算数 それから歯科検診の日
- 公開日
- 2025/06/05
- 更新日
- 2025/06/05
日々のできごと
永良部ゆりが美しく咲いています。1年生の子どもたちが朝顔の水やりを毎日頑張っています。今日もさわやかな朝でした。
3年生が、算数の授業のはずなのに運動場で何かしています。担任の先生に聞くと、「1kmを実際に歩いてみる」という授業です、とのこと。50mを20往復。
ただ歩くだけですが、子どもたちは何か楽しそう。はりきって運動場を行ったり来たりしていました。
歩くのが速い子は10分を切るくらい。ゆっくりな子も15分くらいで歩けたようです。
今日は歯科検診。4年生の教室に行くと担任の先生が子どもたちに尋ねていました。
「今朝、はみがきをしてきましたか?」
たいていの子は「は~い!」といいお返事。一方、「忘れた!」と言っている子もちらほら。
中には、「明日に備えて、ゆうべ全力で歯みがきをしてきました!(シャキーン)」という感じの子も。いや、前日に全力で歯みがきをしてもねえ。
こういったやり取り、なんとも微笑ましいなあと思いました。
話は変わりますが、ちょっと前にこの校区にはホタルがいますと書きました。「今、たくさん見られますよ」と保護者の方から情報をいただいたので、昨夜ジョギングしながら見に行くと、おそらく100匹を超えるホタルが文字通り乱舞していました。石澄川、瀬川神社あたりです。今出ているゲンジボタルのシーズンはそろそろ終わりなので、ご興味のある方はぜひ。
校長 柏
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石小横綱場所(1年 2年 6年)
- 公開日
- 2025/06/04
- 更新日
- 2025/06/04
日々のできごと
本校中庭の土俵にて毎年開催される「石小 横綱場所」。本日は1年・2年・6年の決勝戦でした。
残念ながら私は市役所にて月に一度の校長会がありましたので生観戦はできませんでしたが、教頭先生をはじめ、いろいろな先生から熱戦の様子を伺いました。
1年生は入学して初めてのすもう大会、蹲踞(そんきょ)をはじめ、すもうの所作をきちんと身につけて、みんなよく頑張りました。2年生は、昨年度の経験を生かし、勝ち残ってきた子たちはいろいろと戦略を練ってきていたようです。土俵際の攻防もあり、大変見ごたえのある取組もあったとのこと。6年生にとっては最後のすもう大会。土俵際ぎりぎりの攻防や「かばい手」の判定で勝負が決まった取組もあり、最高学年にふさわしい熱戦が繰り広げられたそうです。
どの学年も、体の大きい、小さいだけでは決まらない見どころのある勝負が続いたとのこと。姿勢を低く保ち、しっかりと押し合って、周りの応援も含め、決勝戦にふさわしい熱気だったと聞いています。ああ、見たかったなあ。
残念ながら、負けてしまった子が涙を流しているのも、石小らしい風景だと思います。確かにそれぞれの学年の横綱を決めるまで勝負をしますが、すもうは勝てばいい、勝つことが最終目標というわけではありません。実際のところ、横綱以外は全員負けを経験するわけで、あえて負ける悔しさを子どもたちに経験させる、それを乗り越える強さを育む、そういう行事だとも言えます。(もちろん、勝った方も、対戦相手への心配りは必要で、子どもたちもそれを心得ていると思います)
こうして文を書いている今も、中庭からすもうを取っている声が聞こえます。本校に土俵ができてから40年以上経ちますが、毎年毎年こういう風景が繰り返されていることは、実に石小らしい、本当に価値のあることだと思っています。
校長 柏
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感謝のつどい
- 公開日
- 2025/06/03
- 更新日
- 2025/06/03
日々のできごと
今日は朝から雨。それもなかなかの勢いの雨で、登校の子どもたちは傘以外にレインコートを着ていたり、長靴をはいていたりという朝でした。
そのような天候でしたが、本日の児童集会は「感謝のつどい」として、日ごろ子どもたちの登下校を見守ってくださっている「みまもり会」のみなさまやPTAのみなさまをお招きして、感謝の気持ちを伝える機会としました。「みまもり会」には今年度も80人以上の方が登録してくださっています。この人数だけでも、この地域がどれほど学校を、子どもたちを大事に思ってくださっているかが分かります。ありがたいことです。
私のあいさつのあと、子どもたちから感謝の言葉やお手紙をお渡ししました。それから校歌。これがまた、歌詞の通りみんなわきあがって元気いっぱい!最後に、吹奏楽部の演奏。全国金賞を取った昨年度に続き、今年度の活躍が楽しみになる安定の楽しい演奏でした。
去年、この感謝のつどいで私は「ありがとうの反対言葉は?」という話をしました。「ありがとう」の反対言葉は「あたりまえ」。たくさんの方に見守っていただいて、日々安全に登下校できていることを「あたりまえ」と思っていませんか?というお話でした。今年は「おかげさま」ということでお話をしました。たくさんの人が、見えないところで支えてくださり、守ってくださっている。まさに、「おかげさま」で安全に過ごせている。そのことを忘れないでね、というお話でした。
本校校区は、坂道と細道でできた街と言っても過言ではありません。その割に交通量も多いので、ほんとうに子どもたちは地域に守られて過ごしていることを感じます。今日だけでなく、日々感謝して過ごさないといけないなと改めて感じました。
校長 柏