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1年 交通安全教室
- 公開日
- 2025/06/11
- 更新日
- 2025/06/11
日々のできごと
本日は、1年生の交通安全教室がありました。池田警察、池田市道路交通課、池田交通安全協会、それから池田市教育委員の方が来られました。保護者の方もけっこうたくさん見に来られていました。ありがとうございました。
残念ながら雨模様でしたので、運動場に模擬道路を描き、信号機などを使って行う実技練習はできませんでしたが、体育館で、ゲームやクイズ、動画などを使って、交通安全について楽しく学ぶことができました。
毎年来られている交通安全協会のHさんは、毎年、子どもたちのために手作り教材を作ってくださっています。イラストもとてもお上手で、それを見るのも私の毎年の楽しみでもあります。今年は交通標識の絵合わせゲームでした。子どもたちは前のめりで一生懸命手を挙げて、楽しみながら学びました。
コロナ禍の頃、この交通安全教室を実施できなかった年がありました。私は他校の教頭だったのですが、その年、1年生が交通事故に遭ってしまったのです。「もしも、交通安全教室があったら、事故も防げたのではないか」と、当時強く思いましたし、今でも思わずにはいられません。もちろん学校で、日常的に交通安全指導はしていますが、やはり外部から、特に制服姿の警察官が来られてお話をしてくださるというのは、子どもたちにとって非常に大きな経験です。
地域の「みまもり隊」やPTAの方をはじめ、地域や保護者が子どもたちの安全を日々見守ってくださっていますが、細道と坂道の本校校区ですから、今日学んだことを生かして、安全に過ごしてほしいと思います。
あじさいの掲示は、2年生の教室のもの。梅雨入り宣言からずっと梅雨らしい天気が続いています。
校長 柏
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6年生より 千羽鶴完成の報告
- 公開日
- 2025/06/10
- 更新日
- 2025/06/10
日々のできごと
6年生の修学旅行が来週18日(水)、19日(木)に迫っています。
目的地は広島の平和公園、それから帝釈峡。梅雨入りしましたので天気が心配ですが、子どもたちにとって思い出深い2日間になるように、各クラス準備を進めています。
今日の児童集会では、6年生の修学旅行実行委員と折り鶴実行委員より、かねてより全校で折っていた千羽鶴のおひろめと、ヒロシマで何を学ぶのかについて、簡単なプレゼンがありました。緊張感をたたえながらも、上手に話すことができていました。
石小の子どもたちの平和への願いを運ぶ千羽鶴は、多様性を象徴する虹色のグラデーション。たいへん美しく仕上がりました。
いつも言うことですが、世界平和を願うことはもちろん大切。でも、ある意味それは簡単なことです。むしろ、身近な人を大切にすること、たとえ意見が違う人に対しても、きちんと対話をすること、そういう身近な、小さな平和を作ることこそ却って難しい。
「世界平和」は、そういった、身近な、小さなことの積み重ねの先にあるのだと私は思います。そういう「大きな平和」と「小さな平和」をしっかり学ぶ修学旅行になればと思います。
校長 柏
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梅雨入り そして1年 図工、4年 算数
- 公開日
- 2025/06/09
- 更新日
- 2025/06/09
日々のできごと
今日は昼頃から雨の予報。案の定、近畿地方は今日から梅雨入りとの知らせが。
今日はプール開きの日で、プールバッグを抱えて登校している子もたくさんいましたが、気温、水温とも基準に届かず、天気が良くないこともあって、どの学年もプール開きは延期となりました。残念がっている子もたくさんいたと思います。まあでも、今日無理して入ったら「地獄のシャワー」に「くちびるムラサキ」間違いなしでした。
1年生の教室に行くと、ちょうど図工の作品作りをしていました。絵の具を溶いた水に洗剤を入れ、ストローで吹いてぶくぶくぶくとあわを立てています。その泡をスプーンですくって画用紙の上にそっと落として模様をつけています。何をしているのか子どもたちに尋ねると「あじさいの絵を描いています」とのこと。葉っぱは画用紙を手でちぎり、折り目をつけて葉脈の模様にしています。
赤や青、黄色など、いくつかの色がまじりあい、泡がはじけて飛び散る感じも含め、素敵な作品がいくつもできていました。雨を降らせたり、かたつむりを加えたりといったアレンジをしている子もいました。梅雨入りの日にぴったりの図工の時間でした。
今日は4年生算数の研究授業。『角の大きさの表し方を調べよう』という単元で、180度を超える角度を、180度までしかない分度器を使ってどう測るか、という授業でした。
「足し算にする」とか、「引き算を使う」とか、「紙をひっくり返す」とか、「補助線を描いたらいい」とか、いろいろとアイデアを出し合って答えを求めていきました。みんなしっかり考えることができていました。
昼頃から雨がぱらつき始めたこともあってか、昼休みの校長室は、3年生を中心に、けん玉遊びに興じる子どもたちでなかなかの混雑でした。4年生以上は月に一度のクラブ活動の日でしたが、屋外で活動するクラブにとっては恨めしい雨。元気いっぱいの石小っ子たちにとって、すでに梅雨明けが待ち遠しい感じの梅雨入りの日でした。
校長 柏
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【吹奏楽部】いのち輝く吹奏楽 in 大阪・関西万博
- 公開日
- 2025/06/08
- 更新日
- 2025/06/08
日々のできごと
本日は、大阪・関西万博会場内 EXPOホールにて開催された「いのち輝く吹奏楽」に、本校の吹奏楽部が、豊能地区合同バンドとして参加しました。万博会場での演奏はこれで2回目になります。
今日は、4年生をはじめ、今年の新入部員にとっても初舞台でしたので、総勢90名を超える子どもたちが参加しました。阪急電車と地下鉄を乗り継いで行きましたが、全校一斉万博と同じルートでしたので、大人も子どもも慣れた感じの移動となりました。
曲目は、1970年の万博のテーマソングだった『世界の国からこんにちは』。歌詞を少しアレンジした2025年バージョンで、4年生をはじめとした新入部員は歌とダンスで盛り上げました。それから定番の『学園天国』そして『銀河鉄道999』。最後はいつもの「ヤー!」がバチッと決まりました。
保護者の皆様も、わざわざ入場チケットを購入して見に来てくださりありがとうございました。
EXPOホールは、太陽の塔の顔をイメージして作られたという、とても綺麗で立派な施設でした。半年でなくなるのはもったいないなあと思いました。
校長 柏
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ほたるのいるまち
- 公開日
- 2025/06/06
- 更新日
- 2025/06/06
日々のできごと
昨日、ほたるの話をここに書きましたが、それを読んだのかどうかは分かりませんが、今日、「校長先生、ほたるを持ってきました」と飼育ケースに入ったほたるを見せにきてくれた子がいました。昼間のほたるは、苦手な人にとってはただの虫なんですけどね。
黒いマントに赤い帽子をかぶったようなその虫は、日が暮れると、おだやかに点滅しながら、川面をほのかに照らします。ゲンジボタルはこの週末くらいがおそらく限度かな。
繰り返しますが、石澄川、瀬川神社の周辺で見られると思います。車瀬橋、今井橋でもちらほら見られます。週末、親子でぜひ足をお運びください。
校長 柏
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3年 運動場で算数 それから歯科検診の日
- 公開日
- 2025/06/05
- 更新日
- 2025/06/05
日々のできごと
永良部ゆりが美しく咲いています。1年生の子どもたちが朝顔の水やりを毎日頑張っています。今日もさわやかな朝でした。
3年生が、算数の授業のはずなのに運動場で何かしています。担任の先生に聞くと、「1kmを実際に歩いてみる」という授業です、とのこと。50mを20往復。
ただ歩くだけですが、子どもたちは何か楽しそう。はりきって運動場を行ったり来たりしていました。
歩くのが速い子は10分を切るくらい。ゆっくりな子も15分くらいで歩けたようです。
今日は歯科検診。4年生の教室に行くと担任の先生が子どもたちに尋ねていました。
「今朝、はみがきをしてきましたか?」
たいていの子は「は~い!」といいお返事。一方、「忘れた!」と言っている子もちらほら。
中には、「明日に備えて、ゆうべ全力で歯みがきをしてきました!(シャキーン)」という感じの子も。いや、前日に全力で歯みがきをしてもねえ。
こういったやり取り、なんとも微笑ましいなあと思いました。
話は変わりますが、ちょっと前にこの校区にはホタルがいますと書きました。「今、たくさん見られますよ」と保護者の方から情報をいただいたので、昨夜ジョギングしながら見に行くと、おそらく100匹を超えるホタルが文字通り乱舞していました。石澄川、瀬川神社あたりです。今出ているゲンジボタルのシーズンはそろそろ終わりなので、ご興味のある方はぜひ。
校長 柏
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石小横綱場所(1年 2年 6年)
- 公開日
- 2025/06/04
- 更新日
- 2025/06/04
日々のできごと
本校中庭の土俵にて毎年開催される「石小 横綱場所」。本日は1年・2年・6年の決勝戦でした。
残念ながら私は市役所にて月に一度の校長会がありましたので生観戦はできませんでしたが、教頭先生をはじめ、いろいろな先生から熱戦の様子を伺いました。
1年生は入学して初めてのすもう大会、蹲踞(そんきょ)をはじめ、すもうの所作をきちんと身につけて、みんなよく頑張りました。2年生は、昨年度の経験を生かし、勝ち残ってきた子たちはいろいろと戦略を練ってきていたようです。土俵際の攻防もあり、大変見ごたえのある取組もあったとのこと。6年生にとっては最後のすもう大会。土俵際ぎりぎりの攻防や「かばい手」の判定で勝負が決まった取組もあり、最高学年にふさわしい熱戦が繰り広げられたそうです。
どの学年も、体の大きい、小さいだけでは決まらない見どころのある勝負が続いたとのこと。姿勢を低く保ち、しっかりと押し合って、周りの応援も含め、決勝戦にふさわしい熱気だったと聞いています。ああ、見たかったなあ。
残念ながら、負けてしまった子が涙を流しているのも、石小らしい風景だと思います。確かにそれぞれの学年の横綱を決めるまで勝負をしますが、すもうは勝てばいい、勝つことが最終目標というわけではありません。実際のところ、横綱以外は全員負けを経験するわけで、あえて負ける悔しさを子どもたちに経験させる、それを乗り越える強さを育む、そういう行事だとも言えます。(もちろん、勝った方も、対戦相手への心配りは必要で、子どもたちもそれを心得ていると思います)
こうして文を書いている今も、中庭からすもうを取っている声が聞こえます。本校に土俵ができてから40年以上経ちますが、毎年毎年こういう風景が繰り返されていることは、実に石小らしい、本当に価値のあることだと思っています。
校長 柏
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感謝のつどい
- 公開日
- 2025/06/03
- 更新日
- 2025/06/03
日々のできごと
今日は朝から雨。それもなかなかの勢いの雨で、登校の子どもたちは傘以外にレインコートを着ていたり、長靴をはいていたりという朝でした。
そのような天候でしたが、本日の児童集会は「感謝のつどい」として、日ごろ子どもたちの登下校を見守ってくださっている「みまもり会」のみなさまやPTAのみなさまをお招きして、感謝の気持ちを伝える機会としました。「みまもり会」には今年度も80人以上の方が登録してくださっています。この人数だけでも、この地域がどれほど学校を、子どもたちを大事に思ってくださっているかが分かります。ありがたいことです。
私のあいさつのあと、子どもたちから感謝の言葉やお手紙をお渡ししました。それから校歌。これがまた、歌詞の通りみんなわきあがって元気いっぱい!最後に、吹奏楽部の演奏。全国金賞を取った昨年度に続き、今年度の活躍が楽しみになる安定の楽しい演奏でした。
去年、この感謝のつどいで私は「ありがとうの反対言葉は?」という話をしました。「ありがとう」の反対言葉は「あたりまえ」。たくさんの方に見守っていただいて、日々安全に登下校できていることを「あたりまえ」と思っていませんか?というお話でした。今年は「おかげさま」ということでお話をしました。たくさんの人が、見えないところで支えてくださり、守ってくださっている。まさに、「おかげさま」で安全に過ごせている。そのことを忘れないでね、というお話でした。
本校校区は、坂道と細道でできた街と言っても過言ではありません。その割に交通量も多いので、ほんとうに子どもたちは地域に守られて過ごしていることを感じます。今日だけでなく、日々感謝して過ごさないといけないなと改めて感じました。
校長 柏
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【5年米づくり】田植え、それから2年 公園めぐり(水月公園)
- 公開日
- 2025/06/02
- 更新日
- 2025/06/02
日々のできごと
5年生の米づくりは、いよいよ田植え。6月に入りましたが、さわやかな初夏の空のもと、水を張った田んぼに目印を付けたロープを張り、列になって苗を植えていきます。
先日、あんなに全身泥だらけになって代かきをしたのに、やはり最初の一歩を踏み出すのには勇気がいるようで、渡された苗の束を持って、みんなこわごわ足を踏み入れていきます。田んぼを提供してくださっている地域のTさんによると、一粒の米が500粒くらいになるとのこと。500倍になるというのは、お米はあらためてすごい作物ですね。
ロープの目印に合わせて苗を植え、次少しずつ下がっていくことで全面に植えていきます。一回につき、5本ずつぐらいの苗を植えるのですが、あとで浮いてこないように、かつ水に沈んでしまわないように植えるのは簡単ではありません。それを泥に足を取られながら、かつ前かがみでするわけですから、なかなか大変です。子どもたちは慣れない手つきでよく頑張っていました。
見学の子にTさんが田んぼの水を入れた飼育ケースを見せてくれました。「この田んぼは農薬を使わないから、ホウネンエビがたくさんいるんだよ」とのこと。飼育ケースの中には、何匹ものホウネンエビが体を波打たせて泳いでいます。
私は田んぼに囲まれた地域で育ちましたので、ホウネンエビはよく知っています。田んぼの中は、まるでカンブリア紀のような不思議な生き物がたくさんいるのですが、カブトエビとならんでよく見る不思議な形の生き物です。このホウネンエビがたくさんいる年は、文字通り豊年になると言われています。
お米という漢字は、よく見ると「八十八」の組み合わせでできています。それはお米ができるまでに88の手間がかかるからだとよく言います。その少しでも(それも昔ながらの形で)経験させてもらえることはあらためて幸せなことです。秋の収穫が楽しみです。
さて、同じ時間に、2年生が公園めぐりで水月公園に行くと聞いていましたので、田植えのあと、そのまま水月公園に向かいました。
池の横の遊具のところでは、いつもそこいるネコが子どもたちに囲まれて、されるがままという感じで撫で回されていました。
梅林に行くと、地面一面に成熟した梅の実が落ちています。よく見ると、周りにはロープが張られ、「梅の実を取らないでください」の表示が。(収穫したものは、毎年池田市緑のセンターで販売しているそうです)。菖蒲や水仙も花盛りという感じでした。
水月公園には、附属池田小事件の慰霊碑があるのですが、それを見ながら、事件について説明してくれた子がいました。おそらく家で聞いたのでしょうね。
あの事件の日、私は石橋小学校の4年生担任でした。突然たくさんのヘリコプターの羽音が聞こえ、なんだなんだと思っていたら、職員集合がかかり……。
事件後、学校が再開するまで、附属池田小の子がひとり、うちのクラスで過ごしました。クラスには「知っている子が亡くなった」と悲しんでいる子もいました。
二度と起きてはいけない悲しい事件。忘れてはいけない事件。
今年も6月8日がやってきます。
校長 柏
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4年 ごみの学習
- 公開日
- 2025/05/30
- 更新日
- 2025/05/30
日々のできごと
本日は4年生対象に、池田市業務センターの出前授業がありました。
まず運動場にパッカー車がずらっと並びました。今回は4年生の学習ですが、休み時間に運動場に出てきた低学年の子たちが大興奮!という感じでした。「4年生になったら勉強するよ」というと、「楽しみ!」と言っていました。
4年生は、パッカー車についての説明を聞いたあと、子どもたちは一人ひとり持参したペットボトルを投入し、ボタンを押して機械を作動させます。それから助手席に乗せてもらい、普通の車にはないボタンの説明を受けました。
「このボタンを押すと音楽が流れます。押してごらん」と言われて押してみると、ごみ収集に来た時の音楽とアナウンスが流れました。
これまで私は5回、4年生の担任をしましたが、今回のようにパッカー車のボタンを押すだけでなく、助手席に乗せてもらうのは初めてです。子どもたちは大喜び。とてもいい経験でした。
それから体育館に移って、ごみ問題に関する解説とクイズ。楽しみながら学習することができました。
人は遠くの、大きなことに思いを馳せるのは簡単ですが、身近な、小さなことを実践するのは難しいものです。つまり、遠くの環境問題について「環境を守ろう!」と言うのは簡単なことですが、身近なごみの問題について、きちんと分別するとか、食品ロスを減らすとか、リユース、リサイクルするなどの実践をするというのは、簡単なことではありません。しかし、そういう当たり前の積み重ねが、環境を守ることにつながっていきます。
誰しもがお世話になっているけれど、あまり見えているわけではないごみの収集という仕事について、大変勉強になりました。つくづく「おかげさま」の仕事だと感じました。
校長 柏