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校舎と虹2

石 小 日 記

子どもたちの日々のようすをお伝えしています

  • なかよし会の新しい建物

    公開日
    2025/03/30
    更新日
    2025/03/30

    日々のできごと

     なかよし会(留守家庭児童会)の新しい建物が建ち、この土日で引き渡し、そして引っ越しの作業をしています。

     今なかよし会で使っている教室は、学校の管轄に戻ることになります。部屋が足りない状況だったので学校としても助かります。(学校となかよし会は別管轄、別組織なのです)


     ということで、私も初めてあの建物の中を見せてもらいました。ほんとにきれいな建物。2階の大きな窓からは、ちょうど桜が見えます。今はまだ、ポップコーンが弾け始めたような感じですが、程なく満開の桜がここから見えるようになることでしょう。


     子どもたち、喜ぶでしょうね。大事に使ってくれたらと思います。


     校長 柏

  • 【吹奏楽部】池田市子どものフェスティバル

    公開日
    2025/03/25
    更新日
    2025/03/25

    日々のできごと

     本日は「第44回子どものフェスティバル」atアゼリアホール。池田市内の小中学校が一堂に会してのクラブ音楽の発表会でした。

     本校は全体の最後から二番目、小学校の中では最後のトリでした。


     私は全ての学校の発表を見せてもらいましたが、小学校の中では、やはり呉服小学校と本校が頭ひとつ抜けていて、更に最優秀賞がもしもあれば、これは本校がゲットしてたな……と心密かに思いました(いつもながらの手前味噌ですみません)。


     クラブ音楽ですから、和太鼓クラブや合唱クラブの発表もあって、それぞれの学校の子どもたちの頑張りが見えて、楽しいひとときでした。


     さて、今日の発表で、6年生は正真正銘の卒業。


     6年生のみなさん。これまで本当によく頑張りました。私たち大人は、あなたたちにすてきな夢を見させてもらいました。応援する喜びも感じさせてもらいました。夢に手が届いた瞬間の大歓喜も味わわせてもらいました。本当に感謝です。

     5年生、4年生のメンバーが、あなたたちからバトンを受け継いで、更に頑張ってくれることと思います。先輩として、これからも石小吹奏楽部を応援してくれると嬉しいです。


    校長 柏

  • 今年度最後の日

    公開日
    2025/03/24
    更新日
    2025/03/24

    日々のできごと

     朝、子どもたちを迎える前に校庭の桜を見て回ると、今にもはち切れそうなほどにふくらんだつぼみがたくさん。その中に一つだけ、さくら色になっているものがありました。春です。そして、いよいよ本年度最後の日となりました。


     6年生がいなくても、子どもたちはみんないつも通り元気に登校。特に毎朝「(すぅっと息を吸って)おはようございます!」と大声であいさつしてくれる1年生2人がいるのですが(今日は1人しかいませんでしたが)、いつも通り「(すぅっっと息を吸って)おはようございます!」とあいさつをしてくれました。「2年生になってもこの調子でよろしくね」と言うと「はい!」とにっこり。

     いつまでこのあいさつをしてくれるのかな?いつか照れくさくなるのかな?そんな日が来なければいいな……などと思いました。(もちろん成長の中で、遠くないいつか、そんな日が必ず来ます)


     修了式では、高らかに校歌を歌ったあと、私から各学年の代表の子どもたちに「修了証(あゆみ)」の授与を行いました。6年生のいない修了式ですが、みごとな校歌斉唱でした。

     それから恒例の、「生活指導漫才」として、若い先生方が楽しく春休みに気を付けることについてお話をしました。


     修了式が終わり、各教室に子どもたちが戻ると、1年1組で、6年生担任のT先生が「よみきかせ」をするというので見に行きました。私もそうであったように、男の先生の中には、しばしば高学年ばかり担任しがちな人がいますが、彼もその一人。たまには低学年に関わってみよう!ということでの企画でした。(「読む姿勢が…」とか「声の出し方が…」とか「読む速さが…」などと、突っ込みどころ満載でしたが、子どもたちも喜んでくれていました)


     それから、いろんなクラスを見て回りました。黒板アートがあったり、子どもたちへのメッセージがあったり、担任の先生方も、それぞれ子どもたちと過ごす最後の日に、愛情を目いっぱい伝えようといろいろと工夫していました。宝のような時間です。


     そんなことを思いながら職員室に戻ると、「1年生が今から漫才をします」というので見せてもらいました。これがもう絶妙で、見ていた先生方は大爆笑。急遽「全校の子どもたちにも見せよう」ということとなり、20分休みに突然放送でお知らせし、多目的室で「1年生のコンビによる漫才発表会」を開催しました。ネタは「ノンスタイル」のコピーなのですが、オリジナル要素もあって(担任と相談したとのこと)、もう大爆笑。終わったら終わったで、「私も何かしたかった…」という子も。


     大阪の子はすごいですね。まさに英才教育。まあ、すそ野が広いと頂上も高くなりますからね。


     下校時刻には、やはり大荷物を持った子があちこちに。くれぐれも忘れ物のないように。次の学年でまた大きく羽ばたけるように。

     そうそう。1年生の植えたチューリップが、いくつか花を咲かせていました。1年生はそれを見てうれしそうに報告に来てくれました。改めて、成長は喜びそのものですね。


     という感じで、本年度最後の1日が終わりました。保護者のみなさま、地域のみなさま、今年度も本校の教育活動を支えてくださりありがとうございました。私は21年ぶりにこの校区に帰ってきて、間もなく1年となりますが、ほんとうにいい学校、いい校区だと胸を張って言えることをうれしく思っています。

     秘かに立てていた「1年を通じて子どもたちが登校している日は必ずホームページを更新する」という目標を、本日達成することができました(あと吹奏楽部の子どもフェスティバルも残っていますが)。毎日のように見に来てくださった方々、直接感想を聞かせてくださった方々、本当に感謝です。

     新年度も引き続き、情報発信に努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


     校長 柏

  • 【吹奏楽部】700人の吹奏楽

    公開日
    2025/03/23
    更新日
    2025/03/25

    日々のできごと

     本日、豊中市立文化芸術センターにて開催された「700人の吹奏楽」に、本校吹奏楽部が出演しました。午前の部、午後の部を合わせて、豊能地区の小中学校21校が出演、本校は午後の部のトリを務めさせていただきました。


     舞台に上がるまではいつもの(わちゃわちゃの)石小っ子。舞台に上がると、これはこれでいつもの石小らしい安定の演奏。私も着任して1年になりますが、毎度のことながらこのギャップに驚かされます(一応、ほめてます)。今日もすばらしい演奏でした。


     6年生はいよいよ本番はあと1回、「池田市子どものフェスティバル」を残すだけとなりました。6年生は最後を飾る最高の演奏を、5年生・4年生は、6年生からのバトンをしっかりと受け取りましたよという演奏をしてくれたらと思います。


    校長 柏

  • お楽しみ会(お別れ会)、それから大そうじ

    公開日
    2025/03/21
    更新日
    2025/03/23

    日々のできごと

     この時期、まずは教科学習は終わっているので、今日はどのクラスもだいたいお楽しみ会(クラスによってはお別れ会)という感じでした。

     教室でゲームをしているクラスもあれば、外で元気に遊んでいるクラスもあり。中には、サプライズで担任の先生に感謝の歌を歌い、お手紙などを(涙ながらに)渡しているクラスもありました(2年生です)。

     担任の先生は、

    「ほんとにありがとう。でも先生は、この春転勤してきたばかりだから、いなくなるわけではないんだよ〜」

    と、涙をふきふき。でも確かに、今の先生と、この教室で過ごす時間はあと少し。今この時が、残り少ない、とても貴重な時間であることを子どもたちが子どもたちなりに理解している証拠だなあと思いました。

     

     3枚目の写真は大そうじのようす。1年間過ごした教室にお礼を込めてがんばりました。

     

     下校時刻となると、大荷物を持ってふらふらと歩いている子が。

    「計画的に持って帰るのを忘れてました!(ニコッ)」

    とのこと。


     週が明ければ修了式です。


     校長 柏

  • 雪の朝 クラブ発表会 そして地区別児童会

    公開日
    2025/03/19
    更新日
    2025/03/19

    日々のできごと

     卒業式から一夜明けたら、なんと雪の舞う朝でした。

     卒業式が昨日でよかったねと言いつつ、池田市立のこども園は今日が卒園式だったはずで、きっと大変だったことでしょう。

     

     今日は「クラブ発表会」のために、昨日卒業したばかりの6年生も結構な人数がいつも通り登校していました。


     さて、その「クラブ発表会」について。

     まずはダンスクラブの発表。今どきのダンスを、みんな楽し気に軽快に踊ってくれました。6年生のМさんが振付を考えたダンスというのもあって、なかなかすごかったです。

     それから合唱クラブ。「カントリーロード」をみんなで歌った後、それぞれが歌いたい曲を歌うということで、振り付けもしながら楽しく歌ってくれました。合唱クラブ(≒カラオケクラブ?)という感じもしました。なんとも楽しかったです。

     それから吹奏楽部。相変わらず安定の演奏。とはいえ、6年生ももうすぐ引退ですから、5年生の「これから頑張るぞ!」という気持ちを感じた演奏でした。

     ひと月後にはクラブに入る3年生が、それぞれあこがれの目で見ていました。とてもいい時間でした。


     3時間目は地区別児童会がありました。本校は集団登校をしていますので、この6年生が卒業したタイミングで、各地区ごとに班長を決めたり、集合場所を確認したり、いろいろと話し合いをしていました。それから、新1年生の子へのお手紙も用意していました。「○時○分に~に来てください」という、集合時刻、集合場所を伝える手紙です。新1年生が安心して登校できるように、子どもたちはしっかりと準備をしています。


     給食も終わったので、今日は4時間で下校。この1年で作った図工の作品を抱えて帰る姿もちらほら。いよいよ学年末です。


     校長 柏

  • 卒業の日

    公開日
    2025/03/18
    更新日
    2025/03/19

    日々のできごと

     爽やかな春の日差しの中、6年生は本日、卒業の日を迎えました。

     今日の日差しにも似た、温かな卒業式でした。


     6年生の歌も言葉も、とても心に響きました。5年生は元気いっぱい歌って、6年生の門出に花を添えた感じがしました。特に『旅立ちの日に』の掛け合いのところは実に圧巻。歌はやはり心に響きますね。


     式の最中、泣いている子はあまりいなくて、むしろ今日の空のように爽やかな式でした。それはそれでこの子達らしい気もしました。(式後の教室での「最後の授業」では、大人も子どもも涙涙という感じだったようです)


     爽やかな空の下、花道で見送られた卒業生は、しばらくの間運動場で名残を惜しんでいました。担任をはじめ、お世話になった先生方と、しばしフォトセッション。みんなみんな笑顔でした。


     おそらく、卒業生はしばらくの間小学校に顔を見せに来てくれるでしょう。しかしやがて、その頻度が少しずつ少しずつ少なくなっていきます。小学校の教師としては、それは寂しくもありますが、言い換えれば、新しい世界に居場所ができてきたという証拠。むしろ喜ばしいことだったりします。でも、顔を見せにきてくれたら、それはそれで嬉しいのですよ(複雑!)


     どうか子どもたちの未来が明るいものとなりますように。保護者の皆さま、どうもありがとうございました。心よりお祝い申し上げます。



    校長 柏

  • 卒業の前の日

    公開日
    2025/03/17
    更新日
    2025/03/17

    日々のできごと

     いよいよ卒業の日が明日に迫りました。

     今日の練習は5・6年生で最終確認。どちらもより高まってきたことを感じました。明日は高らかな歌声の響く、感動的な式になることでしょう。今日のメッセージは支援のМ先生と教頭先生でした。


     練習の後、保護者と子どもたちによる「サプライズお祝い会」がありました。まずは保護者の方の編集による、入学からの思い出のムービーの上映。思い出の写真や動画のほか、転勤して今は他校に勤めている先生方のメッセージもあり、本当にクオリティが高く大変驚きました。それから子どもたちの歌、続いて代表者による各担任への感謝の手紙、最後にプレゼントの贈呈がありました。まあほんとに温かく、また自然と涙涙という感じでした。

     平日の昼間に足を運んでくださった保護者のみなさま、さまざまな準備に関わってくださった保護者のみなさま、本当にありがとうございました。


     5年生はお弁当持参で、午後からは教職員と一緒に会場準備。とてもよく働いてくれました。安心して最高学年のバトンを渡すことができますね。


     会場は整い、あとは明日の卒業式を待つばかりです。校庭の桜の芽もずいぶん膨らんできて、春の訪れを告げています。


     校長 柏

  • 卒業式と音楽

    公開日
    2025/03/14
    更新日
    2025/03/14

    日々のできごと

     今日は石橋中学校の卒業式。私は学校代表として参列しました。

     私は今年着任したばかりですから、卒業生をはじめ、石中の子たちのことはよく知らないのですが、送辞も答辞もとてもすばらしく、またその後の卒業生の歌(いきものがかりの『YELL』)が本当に圧巻で、なんというか、心を鷲掴みにされたすばらしい卒業式だと感じました。来賓の方が「涙が出たから花粉症のせいかなとも思ったけど違いましたね」と話されていました。


     小学校に帰って、5時間目に歌の練習をしている5年生に「中学校の卒業式に行ったけれど、とても感動した。特に歌が本当にすばらしかった。ぜひ君たちも同じように頑張ってね」と話しました。


     さて、6時間目は6年生の練習。今日は2年生と5年生で担任をしたN先生のメッセージがありました。

     2年生の思い出から、子どもたちの今につながる温かいお話が続き、更に、式で子どもたちが歌う、森山直太朗の『さくら』をサックスで演奏されました。ブランクがあるから……と言いつつ、これがまた心に染みる演奏でした。その後、それに応えるように、子どもたちも「さくら」を合唱。歌詞の内容も相まって、もう涙涙。


     音楽はいいですね。卒業式まであと4日です。


     校長 柏

  • 卒業式リハーサル、それから3年 手作りみそを食す 【更に追記あり】

    公開日
    2025/03/13
    更新日
    2025/03/13

    日々のできごと

     本日は卒業式のリハーサル。本番の開式時刻と同じ10時きっかりにスタートし、全てを本番と同じ流れで行いました。

     本日の先生メッセージは、2年生担任だったY先生。この年はちょうどコロナ禍が始まった年。写真にあるイラストは、頑張るもん!の「もんたくん」。コロナ禍でいろいろなことができなくなってしまった子どもたちを励ましたくて、当時この先生が考えたキャラクターとのこと。

     まだ幼かった彼ら彼女らの、いろんな思い出を振り返りながらのメッセージは、子どもたちの胸にもとても響いたようでした。改めて幼いころからずっと成長を見つめてくれていた先生の存在はとても大きいことを感じました。


     リハーサルは滞りなく終了。5年生も6年生も歌声がとてもすばらしく、リハーサルとはいえ、なかなか感動的でした。

     卒業生が退場するやいなや、歌と別れの言葉以外はひたすら行儀よくじっとしていた5年生から、まるで長い間潜水していてやっと顔をあげられた時のような「ほぉぉ……」という感じの声が響きました。ほんとによく頑張っていた証拠だなあと思いました。


     リハーサルを終えて、6年生のいいところと5年生のいいところがお互いに共鳴し合う、いい卒業式になると確信しました。


     下の写真は、2学期の終わりに、大豆から「手作りみそ」を作っていた3年3組の子どもたちが、その「手づくりみそ」で作ったおみそ汁を作って持ってきてくれたときのもの。これがまたおいしく仕上がっていて、「とてもおいしい!これを手作りしたとはすごい!」と言うと、とてもうれしそうでした。みそを自分たちで作ってそれを食す経験なんて、現代社会ではなかなかありません。生きる力そのものだなあと思いました。


    【追記】上記の記事を早めにアップしたあと、嬉しいことがありましたので追加でご報告。

     ひとつは、1年生の子が、担任の先生を主人公にした絵本をかいたと校長室に見せに来てくれました。「ずっと、ずっと、だいすきだよ」と先生が子どもたちに言っている絵本。温かいクラス、温かい関係だったんだなとつくづく。

     それから、6年生が私あての寄せ書きを持ってきてくれました。そんなものをもらえるとは思っていなかったので、とても感激しました。

     どのクラスももうすぐお別れ。今日はなんだかあたたかい1日でした。


     校長 柏