土にまみれて
- 公開日
- 2025/05/07
- 更新日
- 2025/05/07
緑小トピックス
放課後、戸締りをしていると、中庭の学習園に、人がいる気配を感じました。
見てみると、理科のH先生が畑を耕していました。学習園では、理科の学習で使う植物を育てます。今は、ジャガイモを育てているようです。この前は、立派なほうれん草がとれていました。この後は、インゲン豆とホウセンカを育てるようです。
当たり前ですが、植物は手間とかけないと育ちません。しっかり様子をみて、状況を把握し、水や肥料など、いま必要なものをあたえます。難しいのは、植物たちが何も言わないことです。だからこそ、しっかりとみて、これまでとの違いに気が付かないといけません。
学校(教育)も同じですね。子どもたちの様子をしっかりとみて、子どもたちの声なき声をきき、成長に向けて今必要なものが何かを見出し、一番良いタイミングで提供します。教育のスタートは、子どもを「見る力」なのかもしれません。
夕日を浴びながら、一生懸命に畑を耕すH先生が、とても輝いて見えました。
教頭 河合