だんじり巡行
- 公開日
- 2019/10/21
- 更新日
- 2019/10/21
きょうの神田っ子
週末ごとにお天気の心配をしていますが、土曜日も心配でした。
ときおり雨粒が落ちては来ましたが、予定どおりだんじりの巡行が行われました。
100人以上の神田っ子が法被を着て、「わっしょい、わっしょい」とだんじりを引きました。
だんじりの上では乗り子さんが太鼓を叩き、それに合わせて、子どもたちも「わっしょい、わっしょい」と元気に声を出していました。
だんじりの後ろでは、屈強な男性たち(主に消防団の方々)が綱を引いて舵をとっていました。
何度も参加している子はよくわかっていて、休憩場所に着くや否や、脱兎の如く駆け出しておやつのところに直行していました。
やや雨脚が強くなり、ガレージの狭い軒下で雨宿りしながらおやつをいただく人たちも。
丸北では去年もシュークリームが出たとかで、丸北が近付くと、「わっしょい、わっしょい」が「シュークリーム、シュークリーム」に変わっていました。
予定どおり4時前に八坂神社に帰ってきて、法被と交換でお土産をいただき、子どもたちはご機嫌で帰っていきました。
手を真っ赤に染めていたのは、乗り子さん。
見た人はみんな「どうしたん?」とギョッとしていましたが、提灯が雨に濡れて、赤い滴が垂れてきたそうです。
毎年10月に行われる神田祭りは、宵宮・例祭とも大変な賑わいを見せている伝統のお祭りです。額灯や幟の宮入りは、昔から旧六ヶ村の氏子たちが行っていますが、このお祭りの保存を担っておられる「池田市神田弥栄(いやさか)会」の方々が、神田の子どもたち誰もがお祭りに参加できるようにと、だんじりを引く子どもたちを学校を通じて募集してくださっています。
2ヶ所のおやつ食べ放題休憩と、たっぷりのお土産があるということ、そして何より、みんなで声と力を合わせることが楽しくて、一度参加した子はほとんどリピーターになっているようです。
お世話いただいた弥栄会の皆様、ありがとうございました。