研究テーマ
令和7年度 研究テーマ
第1回園内研究会
6月23日(月)に大阪常磐会大学 ト田真一郎教授にお越しいただき、第1回園内研究会を行いました。この日はあいにくの雨模様。3歳児は遊びの場を保育室やウッドデッキに移して行いました。
3歳児は主に、寒天や石鹸泡の感触遊び、水遊び、そしてサーキット遊びでした。寒天遊びでは感触を存分に味わったり、パフェカップに色とりどりの寒天が層になるように入れたりして楽しんでいました。
4歳児は切れ込みの入った段ボールを組み合わせて道や形を作る遊び、お話ごっこ、プリキュアごっこなどを楽しんでいました。プリキュアごっこでは、始めは舞台づくり。舞台のライトを金色の折り紙を使って作っていました。舞台が完成すると、いよいよダンスタイム。自分で作ったエクステを頭に着け、音楽に合わせて思い思いに踊って楽しんでいました。
5歳児は、スライムづくりや、ビー玉転がしのコースづくり、そしてプリキュアごっこ。5歳児のプリキュアごっこは、舞台と座席を用意したり、チケットを使うシステムを使ったりと、場づくりに懸命な様子。この日には、「もっと、チケットを作ろう!」「ポップコーンも作りたい!」と話し合い、遊びの続きを楽しみにする姿が見られました。
協議会では、各年齢に合わせた教師の援助のあり方、子どもの姿を見取る視点などについてご指導いただきました。講師の先生からは、「子どもの姿を語り合う風土ができてきていますね。」と言っていただきました。今後とも大切にしていきたいと思います。
第2回 園内研究会
6月27日(金)平安女学院大学 塩見知利教授を講師にお招きし、第2回園内研究会を行いました。
5歳児は、プラネタリウム見学に行った経験から宇宙をテーマにした絵画の研究保育を行いました。コンテを削り、混色したもので惑星の模様を表現しました。偶然できた風合いを楽しむ子ども、イメージしたように画用紙に色をおいていって表現する子どもと様々な姿が見られました。
4歳児クラスでは、塩見先生にシャボン玉画の模範保育をしていただきました。丸の中に好きな色を塗り込み(黒以外)、さらに上から白色を重ねて塗り込むと、シャボン玉の艶やかな風合いや美しさが表現され、子どもたちは夢中になって塗り込んでいました。
研究協議会では、準備をしておくこと、”何を育てたいのかという思いをもつこと”の大切さ、また、”素材を楽しめる子ども”を育てることの大切さを学びました。