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石 小 日 記

全国小学生バンドフェスティバル(10/25 新潟市)への
壮行演奏会にたくさんのご来場ありがとうございました。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。

  • 6年 連合競技大会

    公開日
    2025/10/08
    更新日
    2025/10/08

    日々のできごと

     池田市内の6年生が一堂に会して、池田小学校にて連合競技大会が開催されました。

     日差しがまだまだ強くて暑さ対策がなかなか大変でしたが、子どもたちはそれぞれ自分の競技を全力で頑張ることができました。

     

     個人の記録がどうだったのか、どのくらい入賞者がいたのかなどが分かるのは明日以降になりますが、今回選抜リレーが、懸案だったバトンパスがうまくいったのもあって、男子は市内3位、女子は市内2位という快挙を成し遂げました。これは実にすごいことです。

     更に、疾走するリレーメンバーを、子どもたちが全力で応援している姿を見て、本当にすばらしいと思いました。


     応援に来てくださったみなさま、どうもありがとうございました。運動が得意な子も苦手な子も、それぞれが自分の目標に向けて頑張ることのできた連合競技大会だったと思います。


     校長 柏 

  • 6年 明日は連合競技大会 それから応援団練習

    公開日
    2025/10/07
    更新日
    2025/10/07

    日々のできごと

     6年生は明日、池田小学校で行われる連合競技大会に出場します。今日は1時間目から最後の調整。


     徒競走はもちろん、ハードル走も、前に見たときよりもずいぶんフォームが整って、全体のスピードが上がっていることを感じました。

     走り高跳びは、例年、男子は120cm、女子は110cm跳べたら入賞が見えるのですが、その高さに向けて、助走、踏切の調整をしている感じでした。おおよそ跳べているけれど、踏み切った足を抜くときに引っかかってしまったり、おしりの部分がバーにかすってしまったり。実力を発揮するための微調整を頑張っている、という感じでした。

     ソフトボール投げは、ドッジボールを使って投げる角度の確認や、フォームの調整をしていました。

     それから、代表選手によるリレー。リレーでいい記録を出すコツは、バトンパスの一点です。走るのは急に速くならないけれど、バトンパスでタイムを縮めることは可能です。日本代表がかつてリオ五輪で銀メダルをとれたのはひとえにバトンパスを極めたからと言われている通りです。

     1回目のレースは、男子がバトンパス失敗。テイクオーバーゾーンも出てしまったので、失格。女子は完走。

     前の走者がどこまで来たときにスタートするかを決めること(意外と近い距離で)、それからうまくつながらなかったときにも、テイクオーバーゾーンからは絶対に出ないこと、そんなアドバイスして、2回目のレース。男子も女子もバトンパスは何とか成功。それぞれ代表らしい疾走が見られました。学校代表としての期待を背負って頑張ってほしいと思います。


     昼休みになると、運動場から太鼓の音が。今日から運動場での応援合戦の練習が始まりました。「○○の色は~?」「あか~!」とか「しろ~!」いう口上は、私が若手のときに、応援団の指導担当だった時にもやってたなあと思いました。受け継がれているのか、回帰しているのかは分かりませんが、団長を先頭に一生懸命声を出している姿を見て、楽しいなあと思いました。


     考えてみれば、運動会より前に連合競技大会があるのは初めてのこと。猛暑対策で運動会の日程を調整した結果なのですが、両方を頑張っている6年生はなかなか大変です。明日はおそらく秋晴れの空。とにかく、明日はそれぞれの目標に向かって頑張ってほしいと思います。


     校長 柏

  • 1・2年 運動会の練習 3年理科 太陽の観察

    公開日
    2025/10/06
    更新日
    2025/10/06

    日々のできごと

     4時間目、1・2年生が運動場で、赤白に分かれて二重の円になっていました。ダンスは学年別にやるはずだけど……と思って見ていると、団体競技の玉入れの練習でした。


     玉入れといっても、近年定番になっている、曲に合わせてダンスをして、曲が止まると玉入れスタート!曲が流れるとダンスを再開!というもので、これがなかなか見ていて楽しく、またとてもかわいいのです。今日はまだカゴや玉はなくて、全体の大まかな動きの確認という感じでした。校舎には、吹奏楽部全国大会出場を祝う横断幕が、青空に映えてとてもきれいでした。


     そうこうしていると、校舎から3年生がかけ出してきました。見ると手には遮光板を持っています。これは太陽の観察だなと思い、わくわくしながら見に行きました。(何度か書いている通り、私は天文分野が好きで、先日も皆既月食の観測写真をここにアップしました。文系なんですけどね~。)

     太陽の光はなかなか強烈で有害なので、遮光板を使わないと見ることはできません。しかし遮光板はとても濃いので、太陽がどこにあるか見失ってしまいます。「こっちだよ~」「どこどこ?」という会話があちこちから。遮光板はいろいろなタイプがありますが、学校にあるのは緑色に見えるもの。真っ暗な空に緑色の太陽がまん丸に見えます。ある意味幻想的な、不思議な風景です。

     私はズームが効くカメラを持っていましたので、遮光板をレンズにつけて、三脚がないので掲揚台でカメラを固定して太陽の撮影にチャレンジ。黒点も分かるくらいには撮れましたので、理科の先生にもシェアしておきました。


     今日は中秋の名月。給食もお月見団子が出ました。玄関ホールにはI先生が作った満月の飾りが。

     (遮光板を通した緑色の太陽と、黄色い満月の飾りとで、今日は不思議な色合いの写真の並びとなりました)


     校長 柏

  • 【吹奏楽部】全国大会壮行演奏会

    公開日
    2025/10/05
    更新日
    2025/10/07

    日々のできごと

     本日は、吹奏楽部の全国大会壮行演奏会。文字通り足元のお悪い中、本当にたくさんの方々が本校体育館に足を運んでくださいました。本当にありがとうございました。


     オープニングは、100人の部員全員による、定番の「学園天国」をはじめとした楽しい演奏。それから、まだ楽器を持ち始めて半年の、今年度の新入部員による「おどるポンポコリン」もなかなかのクオリティでした(すでに、一般校の6年生レベルに達していると思いました)。お客さんを巻き込んでの指揮の体験コーナーも楽しかったです。


     今日は豊中市立桜井谷小学校マーチングバンドレインボーズと石橋中学校吹奏楽部がお祝いの演奏をしてくださいました。地域バンドであるレインボーズは一緒に関西大会を戦った仲間です。石橋中学校は言うまでもなく、全国大会を経験した本校の卒業生がたくさん。どちらもすばらしい演奏でした。


     そしていよいよ勝負曲の『元禄』を披露。顧問のI先生は「間を大事にすることを心がけた」と言っていましたが、確かに空気が一瞬止まるような間が散りばめられた曲で、冒頭の揺らぎのあるソロ、空気の膜が次々と破られるようなメリハリのあるメロディー、そして疾走感のある打楽器のリズムと、お客さんを圧倒する演奏ができたと思います。そして最後は手話も交えた『いのちのうた』。本当に心に沁みました。


     観客席を見ると、思わず涙をぬぐって入る人があちこちに。人の心を動かす、実にすばらしい演奏、そして歌でした。


     努力したからといって、成功するとは限りません。しかし、成功した人はみな、必ず努力をしています。子どもたちは、遊びたいときにも遊ばず、苦しくても逃げず、本当にここまでよく頑張ってきました。しかし全国大会は、そういった本気で物事に取り組んだ者同士の戦いです。本番まであと3週間ほどですが、さらなる高みを目指して頑張ってほしいと思います。


     しかし改めて、夢に向かって頑張る子どもたちを支えるとき、励まされるのはむしろ我々大人の方ですね。


     本日はどうもありがとうございました。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。


     校長 柏


     

  • 【吹奏楽部】教育長より激励金をいただきました

    公開日
    2025/10/03
    更新日
    2025/10/03

    日々のできごと

     吹奏楽部の全国大会出場に当たって、昨日、池田市教育長より激励金をいただきました。

     顧問のI先生と、副部長2名と私で、放課後池田市役所5階の教育長室を訪れました。

     先生方でもなかなか入る機会のない教育長室にて、副部長2名が、(しっかり準備してきただけあって)関西大会の感想や、全国大会に向けて抱負を、立派に話すことができていました。

     改めて、池田市として本校吹奏楽部を支えていただき、本当に感謝です。池田市の看板を背負って頑張ってまいります。


     さて、いよいよこの日曜日(10月5日)、13:30より、本校体育館にて、「全国大会壮行演奏会」を開催いたします。当日は、豊中市立桜井谷小学校と石橋中学校が、お祝いの演奏を聴かせてくれます。もちろん本校の子どもたちは、いつも通りの楽しい曲に加え、勝負曲である『元禄』も披露いたします。

     お忙しいとは存じますが、ぜひ足をお運びください。


     校長 柏

  • 5年 ピラミッドチャートを使って(担任の先生の「職業」について)

    公開日
    2025/10/03
    更新日
    2025/10/03

    情報の時間

     5年生のクラスに行くと、ピラミッドチャートを使って「担任の先生に向いている職業を考える」という授業をしていました。

     ピラミッドチャートの下段から、「事実・具体例」→「そこから分かること」→「主張・自分の考え」というように考えをまとめていきます。


     子どもたちの書き込んでいるものを見て回ると、子どもたちと担任の先生の関係がとても温かいものであることを感じました。それから、先生のことをよく知っている。

     「優しい」とか「子ども思い」という、教師冥利に尽きる言葉が並んでいたり、「トランペットが吹ける」とか、「手話ができる」とか、「水泳が得意」とか、おそらく授業の合間に聞いたことのある、先生の得意なものがいくつも挙げられていたりしました。

     あと、「お酒が好き」とか、「人と関わるのが好きそう」とか、「面白い」とか、「頭の回転がはやい」とか、「話を聞いてくれると落ち着く」とか「人を元気にしてくれる」とか。まあほんとに、子どもたちからの信頼が厚い。


     で、「向いている職業」は、保育士とか、看護師とか、居酒屋の店員のほか、トランペット奏者、水泳選手、お笑い芸人、手話通訳などが並びました。面白いのが「お化け屋敷の脅かすキャスト」と書いている男の子がいました。見ると、下段には「声がでかい」「圧が強い」などと書いていて、それはそれで面白いというか、微笑ましいというか。


     最後にご本人に「一番印象に残ったものは?」とお尋ねすると、「『高知県で地域支援をするひと』というのがあって驚きました」とのこと。この先生は高知県出身なのですが、望郷の念を織り交ぜた話を時おり子どもたちにしているのでしょうね。


     小学校の担任は、単に授業をする、勉強を教えるというだけでなく、一緒に生活をすることそのものが仕事だと私は思っています。ときには優しく、時には厳しく(圧もかけつつ)、子どもたちと日々を送る。そういう意味で、1時間の授業に、いろいろなものを垣間見ることのできるいい授業だったと思いました。


     校長 柏

  • 研究授業 6年算数 円の面積

    公開日
    2025/10/02
    更新日
    2025/10/02

    情報の時間

     6年生の算数の研究授業。円の面積の応用の学習です。


     写真にある通り、今日のメインは正方形の中に扇形が対角にある図形。色のついたラグビーボールのような部分の面積を求めます。(子どもたちは、配布した図形が黄色かったこともあり、「オムレツみたい」と言っていました。赤でケチャップを書き込んでいる子もいました。実に石小っ子です。)

     考えたこと、分かったことが自然に共有できる雰囲気のクラスで、思いついたこんな考え、あんな考えを周りと共有しながら、ときどき「あ、そうか!」とか「おぉ!」という声が上がっていました。

     タブレットに電子黒板は非常に便利で、子どもたちが書いたノートをタブレットで写真に撮って、電子黒板に映し、それをもとに電子黒板に書き込みながら考え方の共有ができます。この辺り、私が担任していた時代とは隔世の感があります。


     「できる知識」「わかる知識」という考え方があります。本校の教育実践の土台となる考え方なのですが、料理に例えるなら前者はレシピをもとにその料理が作れるようになること、後者は素材や調味料が変わっても、これまでの経験を生かしておいしい料理を作れるようになること、という感じかなと私は解釈しています。そういう意味で、今回は正方形や円の面積をもとに、「おいしい料理」を考える授業だったかなと思いました。


     運動会の練習でしっかり体を動かした直後の算数の研究授業でしたが、体も動かし、頭もしっかりはたからせることができました。


     校長 柏

  • 4年国語「ごんぎつね」 それから吹奏楽部 横断幕感謝

    公開日
    2025/10/01
    更新日
    2025/10/01

    情報の時間

      「体育館の裏に彼岸花が咲いていますよ」

     とA先生が教えてくれたので見に行くと、防災倉庫の裏に真っ赤な彼岸花がたくさん。

     彼岸花と言えば『ごんぎつね』。『ごんぎつね』といえば彼岸花。ということで4年生の教室を見に行くと、ちょうど『ごんぎつね』のクライマックスの場面の授業をしていました。


     4年生の読み物教材の定番中の定番。日本国民の共通の物語ともいえるこの作品は、なんと新見南吉の18歳の時の作品(29歳で早逝されています)。19歳で代用教員をしているときに、この物語を子どもたちに読み聞かせをしていたという話が残っています。

     孤独で、人里に降りてはかなりひどいいたずらを繰り返していた小ぎつね(子ぎつねではありません)のごん。母が亡くなって孤独になってしまった兵十。ごんはそんな兵十の境遇に自分を重ね、これまでのことを反省して兵十に栗などを届けるようになります。しかし兵十からすれば、単なるいたずらぎつね。最後にごんの姿を見たのは、せっかく捕まえたうなぎを逃がされたときで、ごんの思いなんて知る由もありません。そのディスコミュニケーションがやがてラストの悲劇につながります。

    「青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。」

    という、余韻のある描写で物語は終わります。もう取り返しがつかないという後悔、でも……。(ごんが死んだかどうか、の議論はやはり無意味だと思います。願望はさておき。)


     大人になって読むと、また深みを感じるこの物語。これを18歳で書いたという新見南吉の才能にも驚かずにはいられません。(『手ぶくろをかいに』も20歳の時の作品だそうです)

     子どもたちは、最も心に残った「クライマックス」の部分はどこかを意見交流しながら、次回はベン図を使ってごんと兵十の心情のことを考えようというところで授業は終わりました。兵十が火なわじゅうを手にするあたりに線を引いている子がたくさんいました。

     4年生の国語の教科書をお持ちの方は、ぜひ再読してみてください(連日同じようなことを書いていますね)。


     さて、PTAから寄贈された、吹奏楽部全国大会出場を祝う横断幕を校舎に飾る前に、吹奏楽部員で記念写真を撮りました。(下の写真は、並ぶ前のわちゃわちゃしたところ。実に石小っ子らしいなあと思い撮りました。)PTAのみなさま、どうもありがとうございました。

     若樹会から呼びかけられているクラウドファウンディングもかなりの金額が集まっています(このホームーページの若樹会のページをご参照ください)。たくさんの方々に支えられて、子どもたちは全国大会でのさらなる活躍を目指して頑張っています。10月5日(日)には、壮行演奏会が控えています。これからもご支援をよろしくお願いいたします。


     校長 柏



  • 研究授業 5年国語「たずねびと」 それから運動会の練習スタート

    公開日
    2025/09/30
    更新日
    2025/10/01

    情報の時間

     研究授業が続いています。

     今日は5年生の国語「たずねびと」の授業。もちろん先日とは別のクラスの授業です。

     今日は、主人公が広島の平和公園で巡ったルートをたどりながら、それぞれの場所で何に気づき、どんな思いを抱いたのかを考える授業でした。


     主人公はたまたま見つけたポスターに自分と同じ名前を見つけ、それが「原爆供養塔納骨名簿」であることを知ります。それまで広島のことを「隣の県の県庁所在地。世界で初めて原子爆弾が落とされたところーー」としか考えたことのなかった主人公は、次のお休みに、兄と広島に出かけます。

     原爆ドームにたどり着いたときに「秋の空は高く青くすんで、ゆったりと流れる川にも空の色が映っていた。」という描写があることから、広島について、原爆について主人公はまだよく分かっていなかったことが分かります。それから、平和祈念資料館、追悼平和祈念館を経ていよいよ原爆供養塔にたどり着き、そこで「たいていこの供養塔の近くにおられる被爆者のおばあさん」と出会います。この過程で少しずつ原爆の被害への理解、その悲しみへ寄り添う気持ちが主人公の心に芽生え、それが少しずつ大きくなっていき、おばあさんとの出会いで、原爆が単なる過去の悲劇ではないという現実が主人公の心に迫ります。

     「どうか、この子のことをーーアヤちゃんのことをずっと忘れんでおってね。」

     このおばあさんの言葉を受け、主人公は「私たちが忘れずにいること」がどれほど大切かということに思いを至らせます。メモに書いた、自分と同じ少女の名前をなぞりながら。

     (5年生国語〔光村図書〕の教科書が手元にある方は、ぜひ読んでみてください。名作です。)


     改めて、広島に修学旅行に出かける石小の子どもたちにとって、とても大切な物語。今日は平和公園を巡って、クライマックスの原爆供養塔でのおばあさんとのやり取りを深めるところで授業が終わりました。子どもたち自身も、主人公の道のりをたどりながら、原爆が「過去のできごと」ではないということ、14万人の被爆者一人ひとりに人生があったのだということが、主人公の心の動きに合わせて、子どもたちの心に届いていたら……と思います。


     さて、昨日から運動会の練習期間がスタートしました。4年生は、「南中ソーラン」をどのような気持ちで踊ったらいいか、多目的室でお手本動画を見て意見交流をするところからスタートしました。6年生の組体操は、市の出している安全基準に従って、かつてのような大技ではないけれど、安全で、かつ見栄えのする技に取り組んでいます。3年生、1年生の練習も見ましたが、今どきのダンスの指導は、動画をプロジェクターに大映しにしながら進めていきます。みんな楽しそうに踊っていました。練習のようすを見ていると、ずいぶん涼しくなってよかったなあと思います。


     それから、2枚目の写真の左上は、本日の児童集会。けん玉の大会で銅メダルを取った子の表彰と、技の披露を行いました。いとも簡単そうに、とても難しい技を見せてくれました。いろいろな分野で頑張っている子がいて、すごいことだと思います。

     

     3枚目の写真真ん中の段は、PTA寄贈の吹奏楽部全国大会出場を祝う横断幕。とても立派なものができました。そしてその右側は、運動会に向けて作った、教職員用のお揃いポロシャツのデザインです(希望者のみ購入)。前から欲しいと思っていた「イシバッシー」のデザインです。嬉しくて、私は2枚買いました。


     校長 柏

  • 教育実習生 研究授業 3年国語「ポスターを読もう」

    公開日
    2025/09/29
    更新日
    2025/09/29

    情報の時間

     およそ1か月に及ぶ教員免許取得のための教育実習がいよいよ佳境を迎えています。実習生のNさんは最終日を明日に控え、実習のまとめとなる研究授業を本日3年生の国語の授業で行いました。


     実習期間中に研究授業がたくさんありましたし、9月11日には、100人以上の外部の方々をお招きしての「情報の時間」の公開授業がありました。また、つい最近も、情報活用について、神田小学校の樋口綾香先生のお話を聞いたばかりです。そういう点で、この実習期間中に「先生方の本気」を感じる経験がたくさんあったことはよかったのではないかと思います。その影響もあってか、本日の授業は、同じ内容を伝える2種類のポスターを比較して、その違いやそれぞれの特徴を考えるときに、思考ツールのひとつである「ベン図」を活用して考えを深める、という授業でした。


     『コスモス祭り』を伝えるポスターですが、ひとつは一面に広がるコスモス畑が主体のポスターで、もうひとつは、コスモス畑を前に子どもたちが笑っているポスター。よく見るとキャッチコピーが違っていたり、文字のフォントが違っていたり、記載されている情報量が違ったり、比べてみるといろいろと違いがあります。子どもたちは慣れた感じでその違いや共通点をベン図にまとめ、班ごとに意見を発表しました。


     実習生の授業なのでもちろん改善点はありますが、子どもたちが楽しそうに授業を受けている姿に、未来の希望を感じる授業だったと思います。

     子どもたちを育てるのと同じように、次世代の教員を育てるのも学校の使命です。確かに、日々大変だし、責任も重いけれど、ほんとにいい仕事ですよ~ということが伝わっていたらうれしい限りです。


     校長 柏