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卒業に向けた飾りつけ
- 公開日
- 2025/03/06
- 更新日
- 2025/03/06
日々のできごと
1~4年生は卒業式に参列しませんので、代わりに壁面にレリーフを飾ります。多目的室に向かう2年生の子どもたちが、手に折り紙のネコをひらひらさせながら通り過ぎて行ったのでついて行くと、2年生のレリーフが仕上がってきていました。
学習発表会の劇で演じた「11匹のネコ」ならぬ「84匹のネコ」が、かわいく並んだ作品です。よくみたら、本校のキャラクター「イシバッシー」の姿も。
それからその奥で4年生もチューリップの折り紙を並べています。風車がありますので、オランダの風景のような感じでしょうか。
職員室の並びの廊下には、掲示委員の作った「卒業おめでとう」の文字。卒業式まであと2週間を切り、あちこちで卒業の雰囲気が醸し出されています。
さて、お昼には今日も6年生が校長室に来て、何人かの先生方といっしょに給食タイム。ここには書けないような話もしながら、楽しく給食をいただきました。
プランターに植えた菜の花が春の訪れを告げています。このところの雨も「催花雨(さいかう)」かと思うと少し趣もあります。
校長 柏
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5年 道徳、4年 カップヌードルミュージアム、それからPTA運営委員会
- 公開日
- 2025/03/05
- 更新日
- 2025/03/05
日々のできごと
今日は道徳の「師範授業」として、池田市教育委員会のN先生が5年生で授業をしてくださいました。
N先生は私と同じく本校で教員生活をスタートした方で(私よりずいぶんお若いですが)、道徳が教科化する前から、かなりの実践を積んできた方です。今日のテーマは「『〜してくれて』以外の感謝を阪神大震災から見つけよう」ということで、震災に関わる読み物から考えていくというものでした。当たり前と思っていた日常が一瞬で壊れてしまった震災。被災した主人公の少女と、助けてくれた人たち。そして主人公は今度は困っているおばあさんを助けます。そんなエピソードから、子どもたちはいろいろと意見を交わしながら考えを深めていきました。子どもたちだけでなく、先生方もとても学びになりました。
さて、今週から来週にかけて、4年生がクラスごとに、池田の誇る「カップヌードルミュージアム」に校外学習に行っています。写真は引率の先生から分けてもらったもの。今日はなんと、安藤百福さんの誕生日だったとのこと。
放課後には自分で作ったオリジナルカップヌードルを見せに来てくれた子も。私は来週別のクラスでついていく予定ですが、とても楽しみです。
それから、写真はありませんが、本日は本年度最後のPTA運営委員会がありました。つくづく、学校はPTA活動に支えられていることを感じました。1年間本当にお世話になりました。
校長 柏
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5年 人権学習研究授業 4年 人権の花表彰
- 公開日
- 2025/03/04
- 更新日
- 2025/03/04
日々のできごと
今日は人権学習に関わることが2つ。
まず、5年生で人権学習の研究授業がありました。「伝える力をパワーアップしよう」というテーマで、アサーションと呼ばれるコミュニケーションについて実践的に学びました。アサーションとは「自分も相手も大切にしようとする自己表現で、自分の意見や気持ちを率直に、その場にふさわしい方法で述べること」です。今日は「Iメッセージ」と「Youメッセージ」を比較しながら、グループごとにロールプレイを通して学ぶという授業でした。
これは我々大人も普段から活用できる話で、例えば「~することはよくない」ということを相手に伝えるのに、直接的に「(あなたは)こんなことすべきじゃない」と伝えると、場合によっては相手は自分が否定されたと受け取り、自分を守るために感情的に反論してくることにつながるなど、本来伝えたかったこともうまく伝わらないということになってしまうことがある。そこで同じ内容でも「こんなことをされると(私は)悲しい」と主語をIにして伝えることで、相手の心に届く、自分の思いも届けられる、という「アサーティブ」な状況になるというものです。
子どもたちはロールプレイをしながら、コミュニケーションの方法についていろいろと考えることができました。もちろん1回学んだだけで分かる、身につく話ではないので、我々大人も含めて、普段の生活の中で「気づく」ためのきっかけになったかなと思います。
さて、4年生は1月22日に、大阪府の人権擁護委員の方を招いて、いじめをテーマとした人権学習を行いました。また、「人権の花」として、2学期からパンジーやビオラをはじめとした草花を育てています。そんな実践に対しての表彰を本日、4年生の各クラスの代表を招いて行いました。「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」というキャラクターの人形もいただきました。(実はこのキャラクター、アンパンマンのやなせたかしさんのデザインなのです)
ということで、人権の花もきれいに咲いています。花は笑顔の象徴ですからね。みんなが笑顔になりますように。
校長 柏
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卒業式の準備を心を込めて
- 公開日
- 2025/03/03
- 更新日
- 2025/03/03
日々のできごと
今朝は久しぶりの雨。それもと登校時刻を狙ったかのように、春の嵐を思わせる大雨。突風で傘がひっくり返って壊れてしまった子もちらほら。6年生があいさつ運動のために出てきてくれましたが、「今日はさすがにいいですよ」とこちらからあいさつ運動の中止をお願いしました。私も、傘があるにも関わらずズボンのすそがびしょぬれになりましたから、中止でよかったと思います。まあ出てきてくれる気持ちだけで十分うれしいことでした。
久しぶりの雨で運動場が使えないからか、休み時間に校長室に遊びにくる子たちもいつもより多め。こぞってけん玉に興じていました。
さて、3月に入り、いよいよ卒業式の準備が始まりました。音楽室に行くと、6年生がピアノの周りに集まって歌の練習をしています。数週間前に見たときよりも、心なしか歌声も高まってきた感じがしました。
1年生の教室では、卒業式と入学式のときに体育館の壁に飾るレリーフづくりをしていました。ポーズをとった人の形をもとに、クレヨンで絵を描いています。クレヨンで細い線を描くのは難しいのですが、けっこう上手に描いていてびっくりしました。
昼休みには5年生と教職員が集まって、体育館のセッティングをしました。シートを敷いて、ひな壇を出し、いすを並べます。シートやひな壇なんかはかなり重いのですが、5年生は次の最高学年らしく、頼もしく、きびきびと仕事をしてくれました。
会場設営ができると、一気に卒業の日が近くなった気がしました。6年生の門出を祝うために、みんなで心を込めて準備をしています。
校長 柏
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2年生 研究授業(国語) 6年生 奉仕活動とカレー
- 公開日
- 2025/02/28
- 更新日
- 2025/02/28
日々のできごと
今日は2年生の国語の研究授業でした。教材は「スーホの白い馬」。これもずっと教科書に掲載されている定番の作品です。
不条理な運命にさらされたスーホと白い馬。悲しい出来事が馬頭琴という楽器のいわれとなっていくという、なかなか子どもたちの心を揺さぶる物話です。
子どもたちはこの1年の学びの集大成として、しっかり意見を言うことができていました。さて、卒業を前にして、どうしても6年生の記事が多めになってしまいますが、今日は「奉仕活動」として、花壇の整備と、運動場の側溝の掃除をしてくれました。正門の前の側溝には、大雨が降るごとに流されてきた運動場の砂がものすごい量溜まっていて、それをシャベルですくっては、ねこ車で裏庭まで何度も土砂を運びました。
それから6年生は今日もカレーを作って、お世話になった先生方にふるまってくれました。「中辛」とはいえ、なかなかスパイスの効いたちょっぴり大人味のカレー。みんなでおいしくいただきました。
そしてなんと、今日の給食は……カレーでした!(もしかしたら、今日の夕食もカレーというおうちもあるかもしれませんが)
まあ、カレーはいくらかぶってもおいしいですからね~。それぞれ味も違いますし。
校長 柏
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4年 阪急電車出前授業、6年 カレー作り、1年生との交流、それから校長特別授業
- 公開日
- 2025/02/27
- 更新日
- 2025/02/27
日々のできごと
今日と明日、4年生対象で阪急電車の出前授業があります。阪急電車を作った小林一三がどのような願いで鉄道会社経営にとどまらないまちづくりをしたのかを学びながら、それぞれの適性を見つめて将来の夢について考える……という授業でした。
世の中にはさまざまな仕事があるけれど、自分の適性に合った仕事に就けたとしたら、それはとても幸せなことです。将来の夢は成長の中で変わっていくかもしれませんが、自分とはなにかを見つめるきっかけになればと思いました。
さて、20分休みに家庭科室からカレーの匂いが流れてきました。「校長先生も来てください」と6年生からご招待を受けましたので行ってみると、いつもの給食のカレーよりもスパイス強めの匂いがしています。元担任の先生方も来ていて、みんなでおいしくいただきました。おもてなし感謝です。
5時間目に1年生の教室に行くと、1年生が準備していたお店屋さんに、6年生がお客さんとして来ていました。八百屋さんや果物屋さんなどのほか、宝石屋さんがあり、その値段が破格値で6年生はどよめいていました。「ダイヤモンド2000円」とか、「トパーズ1000円」とかでしたから。
しばらくしたら果物屋さんの1年生が泣いていました。聞くと、「果物屋さんより宝石屋さんのほうがお金がたくさん集まってる……」とのこと。
いやいや、あの値段設定では、宝石屋さんはお金が集まってるように見えて、実は大赤字で全然もうかってないよ〜。果物屋さんのほうが値段も適正でもうかってるよ〜。そう言って慰めてもその子の心には届きませんでした。ほんとにかわいいものです。
さて、写真にはありませんが、本日私は6年生の各クラスで特別授業をしました。内容はいわゆる「拉致問題」です。なかなかデリケートな内容で、でも拉致問題の啓発動画である「めぐみ」を使って授業をすることは各校求められていますから、それならばきちんと学んだほうがいいと思い、数年前から私が教材化して、毎年6年生対象で授業をしています。今日は校内研修として、本校の先生方にも授業を見てもらいました。大人も知らないことがいっぱいの内容です。
6年生の感想を見る限り、みんなしっかり学ぶことができたと感じています。6年生の保護者の皆様は、せひ子どもたちに感想を聞いてみてください。(「戦争の反対言葉は?」ということと、「愛の反対言葉は?」ということをキーワードに授業をしました。それらを尋ねていただければ子どもたちは学んだことを話せると思います)
授業内容についてご質問等がありましたら、ぜひ校長までお願いいたします。
校長 柏
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6年 校長室にて給食
- 公開日
- 2025/02/26
- 更新日
- 2025/02/26
日々のできごと
卒業を控えて、6年生が10人ずつくらいで順番に校長室にて給食を食べに来ています。
お迎えするのは私だけでなく、教頭先生や英語の先生、理科の先生、音楽の先生といった、普段職員室で給食を食べる先生方。
牛乳で乾杯のあと、教頭先生の進行で軽くお話をしながら給食をいただいています。「担任の先生のいいところは?」とか「小学校生活のある1日に戻れるとしたらいつ?」とか、まあいろいろと話題を振りながら。
私も校長として初めて卒業証書を渡す子たちなので、歓談しながらも、この1年のこの子たちの頑張ってきたようすをいろいろと思い出しています。
それから6年生は今、家庭科で作ったコースターをお世話になった人たちに配っています。うれしいことに私もいただきました。緑と黄色のブラジルカラーのフェルトに、名前が刺繍してあります。「明日家庭科でカレーを作るので食べに来てください」というお誘いもありました。
今日はすっかり春めいたいつもより暖かな日。少しずつ卒業の日を迎える準備が進んでいます。
校長 柏
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お別れ児童集会
- 公開日
- 2025/02/25
- 更新日
- 2025/03/02
日々のできごと
本日はお別れ児童集会でした。
卒業式には在校生代表として5年生が参列しますが、1~4年生は参列することができません。そういうわけで、どこ学校もだいたい「お別れ集会」として、全校児童で卒業を祝う集会をこの時期に持ちます。卒業式とはまた違ったリラックスした感じで、各学年順番にお祝いの言葉や歌などを披露していきました。どの学年も6年生と関わった思い出があります。ペア学年で…とか、クラブで…とか、登校班で…とか、たてわり清掃で…とか。そういった思い出をたどりながら、6年生に感謝と励ましの言葉を贈りつつ、合唱コンクールでしのぎを削った経験もあってか、どの学年もしっかり歌うことができていました。これは石小っ子たちの本当にいいところだと思います。
あと、企画委員からの「6年生クイズ」、それから、先生方からのサプライズのお祝いの歌もありました。もちろん6年生からのお返しの言葉と歌も。
生きていると、出会いがあれば別れもあります。そしてお別れのときに、きちんとお別れをするということは大事なことです。卒業までひと月を切りましたが、一日一日を大切に、仲間と過ごす時間を大切に過ごしてほしいと思います。
校長 柏
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吹奏楽部 ラジオ出演のお知らせ
- 公開日
- 2025/02/21
- 更新日
- 2025/02/22
日々のできごと
明日(2/22)、タッキー816みのおFMラジオに吹奏楽部(6年生)が出演します。箕面市のコミュニティラジオですが、下記のアドレスからも聞くことができます。放送時間2月22日(土) 14:15~15:00【生放送】2月22日(土) 22:15~23:00【再放送1】2月27日(木) 14:15~15:00【再放送2】よろしくお願いいたします。校長 柏※2/22 追記本番終了しました。写真はスタジオ内の様子です。子どもたちは緊張感をたたえつつ、頑張って質問に受け答えをしたり、少し演奏をしたりしました。司会の和氣貴志さんをはじめ関係者の皆さま、どうもありがとうございました。
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大人は強いんやぞ……あれ?
- 公開日
- 2025/02/21
- 更新日
- 2025/02/21
日々のできごと
実は先日行われたドッジボール大会で優勝した6年1組から、我々教職員は「挑戦状」を叩きつけられていました。
その運命の決戦が本日20分休みに盛大に開催されました。
我々教職員からすれば、胸を貸すつもりで、もっと言葉を選ばなければ「大人は強いんやぞ!」と卒業前の6年生に思い知らせてやろうというつもりで、運命の決戦に臨みました。ルールはもちろん「王様ドッジ」。
他の学年の子達もたくさん集まって、観客はやんややんやという感じ。試合開始の笛が鳴ると、お互いにものすごい勢いの球が飛び交いました。誰がが当たるたびに歓声が響きます。そして試合開始わずか数分後……なんと教職員チームの王様であるはずのI先生が、6年生の投げた球の餌食になっていました。「誰も周りに守ってくれる人がいなくなってた!」とI先生。敗因はずばり、みんな自分のことで精いっぱいになってたという感じです。
子どもたちは大歓声!大人たちは呆然。「大人は強いんやぞ!」と思い知らせるつもりが、6年生の運動技術にもチームワークにも全く太刀打ちできませんでしたとさ。とほほ。
子どもたちの成長は喜びです。そうです。喜びですとも!でも……がっかり。
校長 柏