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石 小 日 記

成長

公開日
2026/01/21
更新日
2026/01/21

情報の時間

 朝、子どもたちが来る前に、A先生がミニ黒板に何やら書いています。見ると本校の校歌の歌詞が。

校歌のリズムに合わせて、2年生でリズムなわとびをするとのことで、その準備をしているとのことでした。

 今日は大寒波の襲来でとても寒い朝。始業前に4年生の子どもたちがなわとび台を使っていろいろな技をしていました。引っかかって太ももに当たったらみみずばれになるような寒さです。

 さて、2年生の授業を見に行くと、子どもたちは軽快にいろいろな技を跳んでいました。いよいよ校歌のリズムなわとび。しか~し、最初は声が出ているのですが、途中で息が上がってきて、どうしても歌声が続きません。最後の方はA先生と私が歌う校歌に合わせてみんな頑張って跳んでいる、という感じになりました。

 「2年生には難しかったかな」と話していましたが、その後6年生は、楽々と校歌を歌いながら跳んでいたとか。技術的にも体力的にも、成長とはすごいものです。


 さて、1年生の教室に行くと、2クラスが道徳で同じ教材を扱っていました。『ともやさんの字』という教材で、遊びたくて字を丁寧に書かなかったともやさんが、「これはともやさんの字ではありませんね」と先生に言われて、きちんと字を書く大切さに気付くというお話です。教室の掲示を見ると、冬休みの宿題が貼りだされています。まだひらがなやカタカナを学んだばかりの子たちがこんなに上手に書くんだなあととても感心しました。確かに「それぞれの字」で書かれています。


 その後6年生の教室に行くと、国語の『「考える」とは』という教材を学んでいました。これがなかなか面白い教材で、作家・演出家の鴻上尚史氏、ロボット学者の石黒浩氏、国連事務次長の中満泉氏の三氏が、「考える」ということをテーマに綴ったエッセイを読み比べるというものです。

 今日は3つの作品を一通り読んだあと、シンキングツールを使ってそれぞれの文の特徴を比較するという作業をしていました。鴻上氏は、学生時代の経験から、考えると悩むということは違うということを、石黒氏は、ロボット研究を続ける中で、「考えるとは何か」ということについて考え続けていることを、中満氏は、国連で難民支援や紛争解決のための活動をしてきた立場から、考え、そして行動することの大切さを、それぞれの経験や見地から綴っているエッセイです。それぞれの共通点や相違点を分類しながら、抽象性の高い3つの文を、子どもたちなりに頑張って読んでいました。

 「『考える』という共通のテーマで書かれた3つの文を読むというのはどんな意味があるかな?」という担任の先生の問いに「それぞれみんな視点が違うから、いろいろな人の意見を読むことで、比較することもできるし、考えを深めることもできます」と普段結構やんちゃな男の子が答えているのを聞いて、先ほどの1年生の道徳と比べてみても、6年生の成長具合は本当にすごいものだと思いました。

 

 心も体も、卒業を控えた6年生の成長を強く感じました。


 校長 柏