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校舎と虹2

石 小 日 記

子どもたちの日々のようすをお伝えしています

  • 集団下校訓練(暴風等)

    公開日
    2025/05/20
    更新日
    2025/05/21

    日々のできごと

     よく晴れた夏のように暑い日でしたが、今日は集団下校訓練を行いました。暴風警報が出たことを想定しての訓練でした。


     1年生の教室には、各登校班の班長さんがお迎えに行きます。班長は何人もの1年生に声をかけ、各班の集合場所まで連れていきます。黄色い帽子の子が班長さんに連れられて行く姿はなんとも微笑ましいなあと思いました。避難訓練ではありますが、1年生はこころなしか嬉しそうでした。

     今回は暴風を想定しての訓練でしたが、地震をはじめ、いつこのような緊急事態が起こるかは予想できません。これから梅雨のシーズンとなりますが、備えあれば患いなしですからね。


     話は変わりますが、集団下校していく子どもたちを門のところで見送っているとき、3年生の男の子が通りすがりに「校長先生、校長先生、昨日ね、箕面川でホタルを見たよ!」と、大事なないしょ話をするように教えてくれました。

     このあたりは駅に近い住宅地だけれど、箕面川と、五月山から流れてくるその支流の石澄川で、初夏にはあちらこちらでホタルの姿が見られます。日が暮れたあと、駅に向かう道すがら、そっと川面をのぞいてみたいと思います。


     校長 柏

  • ぐんぐんのびるよ、1年生!

    公開日
    2025/05/20
    更新日
    2025/05/21

    もうひとつのまなざし

    入学して1か月以上がたち、すっかり学校に慣れてきた1年生。


    図工では、はさみを使って動物たちを切り、画用紙にのりではって、柵や草などをクレパスで描いて、動物園にしていました。「こんな動物園行ってみたい!」と、思い思いに描いていました。

    音楽では、はじめて鍵盤ハーモニカを演奏しました。先生の歌に合わせて「ド」と「ソ」の音を出しました。はじめてとは思えないほど、上手でした。

    国語では、ひらがなの読み書きに取り組んでいます。みんなで身体をつかって発音したり、言葉集めをしたりしていました。

    文字を書くときには、真剣に1文字1文字ていねいに書いていました。


    どのクラスでも、子どもたちが学習に一生懸命に取り組んでいます。

    毎日、ぐんぐん成長する1年生の姿がきらりと光ってまぶしいです!


    教頭 濵口

  • もうひとつのまなざし

    公開日
    2025/05/19
    更新日
    2025/05/21

    もうひとつのまなざし

    新緑の5月、新しいクラスにもすっかり慣れた子どもたちの元気な声が学校に響き渡っています。
    2年ぶりに石橋小学校戻り、懐かしい笑顔に再会し、新たな出会いにも恵まれ、温かな毎日を過ごしています。
    このページでは、教頭としての『もうひとつのまなざし』で、日々の学校の様子や子どもたち・先生たちの輝きをお届けしていきます。

    今日は、私と同じく4月に着任したに初任の先生方の授業風景を紹介します。
    教育委員会から2名の方が来校され、初任者の授業を参観されました。
    2年生は算数で、くり下がりのあるひき算のしかたを考え、3年生は国語で、友だちの話を聞いて、さらに聞きたいことを質問する活動を、5年生は社会で、日本の季節が移りかわるのはなぜかを考えました。
    3人とも4月から今日まで試行錯誤を重ねながら、授業づくりに取り組んできました。
    うまくいかなかったこともあったかもしれません。
    それでも、一人ひとりの子どもに常に向き合う姿勢から、あたたかいまなざしが感じられました。
    これからも、子どもたちとともに、先生方も成長していくことと思います。

    教頭 濵口

  • 百科事典を使って調べてみよう!

    公開日
    2025/05/19
    更新日
    2025/05/19

    情報の時間

    4年生の情報(国語)の時間に、「百科事典の使い方」を学びました。

    最初に「知りたいことがあるとき、どうやって調べる?」と問いかけると、「スマホで検索」「本や図鑑を読む」「人に聞く」など、さまざまな意見が出ました。そこで登場したのが百科事典。見たことはある子はたくさんいましたが、使ったことがある子はほんの数人でした。国語辞典と百科事典で、調べ比べてみると・・・「百科事典には写真がある!」「国語辞典は言葉の意味が短く、簡単に書いてある!」と、それぞれの特徴に気づく子どもたち。“辞”典と“事”典の違いにも目を向けながら、調べる楽しさを味わいました。

    続く時間では「世界」をテーマに、自分の「ハテナ」を百科事典で追いかける活動に取り組みました。「外国の料理」「世界の建物」「いちばん○○な動物」など、子どもたちは興味のままにページをめくり、次々と新しい知識と出会っていきました。

    情報がすぐに手に入る今だからこそ、「自分の手で探す」「本から学ぶ」体験を、これからも大切にしていきたいです。


    SE担当

  • 5年 自然学舎に向けて 2年 すもうの稽古 それからハエトリソウ

    公開日
    2025/05/19
    更新日
    2025/05/19

    日々のできごと

     5年生の自然学舎が1週間後に迫っています。今日は多目的室にて、しおりをもとに持ち物や向こうで行うプログラムの説明が行われていました。

     しおりができると、いよいよ本番目前であることを感じます。5年生の教室に行くと、寝袋が窓際の棚に山積みになっています。おそらく多くの子たちにとって、親元を離れての初めての宿泊で、不安に思っている子も少なくないかもしれません。更に「テント泊」なんかも加わりますので、「初めて」がほんとにたくさん詰まった2泊3日となります。天気が少し心配ですが、思い出深い2泊3日になればと思います。


     2枚目の2年生のすもうの稽古の様子は、先週末(16日)に撮っていたものです。本校で実施しているのは、投げは禁止の「押し相撲」ですが、ずいぶん形になってきました。大会では勝敗が決まるまで取組をしますが、この日はまだ練習のため、ある程度で「引き分け」も入ります。少しずつ気合も入ってきている感じです。


     3枚目の写真は、校長室にて食虫植物の「ハエトリソウ」を眺める子どもたち。このお休みに花屋さんで「ハエトリソウ」を見つけたので買ってきたのですが、ねらい通り、校長室に遊びに来た子どもたちは興味津々。

     死んだダンゴムシを見つけてきた子がいて、葉の上にそっと置いてみたのですが、葉は動きません。2回刺激を受けると葉が閉じるらしいので、紙でちょんちょんとつつくと、動物の足を挟む罠のようにすぱっと葉が閉じました。「うわ!」「すごい!」「めっちゃ速い!」とみていた子の目がまん丸になりました。


     校長 柏

  • 【5年米作り】代かき あるいは「戯れせんとや生まれけん」

    公開日
    2025/05/16
    更新日
    2025/05/16

    日々のできごと

     5年生の米作り、本日は「代かき」を行いました。水を張った田んぼの土をかき混ぜ、また踏みしめます。それによって、田んぼの水漏れを防いだり、病気や害虫の発生を防いだり、土と水と肥料を均等にかき混ぜることで収穫量の増加につながったりするという大切な作業です。今は機械で行われることが多いのですが、今日は昔ながらの手作業、それも子どもたちが全力で泥遊びに興じるという形で行いました。


     どんなことでも、最初の一歩を踏み出すのには少し勇気がいります。くるぶしまで沈み込むような泥の中に入るのはほとんどの子にとって初めてのことで、男子も女子も最初はわーわー言っていましたが、しりもちをついてしまった子が出たころから、一気に石小っ子らしさが爆発!という感じで、全力泥遊びがスタート!平穏に暮らしていたカエルたちはびっくりしてあちこちで跳び回っています。


     教師になりたてのO先生は、子どもたちの集中攻撃にあい、全身泥だらけ!「民間企業に勤めた同期はこんなことしてないですよね~」と笑顔で。まあこれも教師の洗礼です。


     作業を終えたあとは、簡単に泥を落とし、学校まで列になって帰り、そのままプールへ直行!まだ冷たいシャワーで全身を洗いました。


     去年も同じことを書きましたが、梁塵秘抄の有名な歌「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん」を思わずにはいられませんでした。駅に近い住宅地育ちの子どもたちですが、子ども本来の姿に戻った感じでした。


     校長 柏

  • 全校一斉万博でのひとこま

    公開日
    2025/05/16
    更新日
    2025/05/16

    情報の時間

    一斉万博で、私は4年生の子どもたちと一緒に電車に乗り、夢洲駅へ向かっていました。中央線の「子ども優先車両」に乗っていたときのことです。隣の席に、赤ちゃんを連れた外国のご家族が座られました。子ども優先列車ということもあり、車内は本校の児童がほとんど。せっかくの機会だったので、「英語で話しかけてみたら?(小さめの声で)」と子どもたちに声をかけてみました。少し緊張しながらも、子どもたちは“Hello!”“Where are you from?”と、勇気を出して話しかけました。

    「タイから来たんだよ」「これから海遊館と万博に行くんだ」と教えてくれたそのご家族は、とても気さくな方々で、会話も自然と続いていきました。自分の知っている英語をつなぎ合わせて、なんとか伝えようと一生懸命な子どもたちの姿がとてもかわいらしく、応援したくなりました。最後に“Sign please!“とお願いをして、しおりにサインまでいただきました。

    「英語って話せると、便利やな~!」「この行き道だけで万博に来た甲斐があったわ〜!」と満面の笑顔の子どもたち。こうした体験が、学びへの意欲や自信につながっていくのですね。「学びを広げる」とは、まさにこういうことなのだと実感した時間でした。 「学んだことが繋がっている!」と感じられるような学びを、情報の時間でも大切にしていきたいです。写真は、今日改めて見せてもらったサインの写真です。

    SE担当

  • 春のちいかわ?

    公開日
    2025/05/15
    更新日
    2025/05/15

    日々のできごと

     タイトルは、もちろん今人気のキャラクターの話ではありません。3年生の音楽を見に行ったときに子どもたちがある歌の題名を、大阪の子らしくちょっとボケて読んだものです。(答えは『春の小川』。なるほど!と思いました)


     さて、自然学舎が約10日後に迫った5年生は、「キャンプファイヤー」についての話し合いをしていました。同時にクラスの旗も作っています。休み時間には実行委員も集まって準備を進めています。初めての宿泊学習にむけて、だんだんと盛り上がってきている感じです。

     体育館では、4年生がすもうの練習をしていました。若い男の先生同士が姿勢を整えて、互いに押す動作のお手本をしていました。


     運動場に行くと、2年生がミニトマトの苗をポットから植木鉢に植え替える作業をしているところでした。「葉っぱからトマトのにおいがするよ!」と言っている子がいました。よく気が付きました。苗はすでに黄色い花をつけていますので、ちょうど暑さが本格的になったころに赤い実をつけることでしょう。収穫が楽しみですね。

     みんなが教室に戻った後に、片付けの作業をしている子がいました。そばにいた先生曰く、「頼まれたのではなく、自主的に頑張っているんですよ~」とのこと。実に素晴らしいと思いました。


     実は今日、近々転校してくるかも……ということで見学に来られていた方がいて、校内をあちこちご案内していたのですが、ちょうど見ていただいたのが上記の様子でした。石小っ子たちはどの学年も元気いっぱいで、あいさつもきちんとできて、いい雰囲気の学校ですね、と言っていただきました。


    校長 柏

  • 緑の募金 それから横綱を目指して

    公開日
    2025/05/14
    更新日
    2025/05/14

    日々のできごと

     全校一斉万博明けの朝、元気いっぱい登校してきた子もいれば、「昨日の疲れが残ってます」という子もいました。そんな中、児童会の子たちが朝一番に、「緑の募金」の活動を行いました。集まった募金の一部は募金をした学校に直接還元されますので、本校の子どもたちの毎日を彩るさまざまな草花のためにも使われます。金曜日まで募金活動をしておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。(今年も「わた」の栽培が始まりました。)


     さて、今日から中庭の土俵のカバーが外され、いよいよすもうの授業が本格的に始まりました。3年生の授業を見に行きましたが、まずは体育館にて、A先生による、すもうについてのレクチャーから始まり、続いて「蹲踞(そんきょ)」「四股ふみ」などの所作、ケガをしないための柔軟体操、それから受け身などの練習をしていました。


     面白かったのは、土俵の周りの四本柱の色についての説明です。青、赤、白、黒に色分けをされているけれど、それが実は、青が春、赤が夏、白が秋、黒が冬というように季節を表しているということです(大相撲では柱ではなく、その色の房がぶら下がっています)。

     若いころから、「石小の土俵は本格的に作られている」と聞いてはいましたが、確かに柱にそのような色がついていること、またそこに意味があるということを今日まで知りませんでした。お恥ずかしい限りです。


     それからいよいよ裸足になって土俵に上がり、蹲踞の姿勢と、「ヨイショ~!ヨイショ~!」という掛け声とともに四股ふみの練習をしました。3年生ですからすでに結構さまになっています。「校長先生、去年私が横綱だったんだよ」と誇らしげに話しかけてくれた子もいます。石小では昔から、各学年の横綱は1年間ヒーロー、ヒロインですからね。けがをしないようにしっかりと練習して、大きい子も小さい子も横綱を目指して頑張ってほしいと思います。


     校長 柏

  • 全校一斉万博

    公開日
    2025/05/13
    更新日
    2025/05/13

    日々のできごと

     爽やかな晴天のもと、本日全校一斉万博を実施しました。1・2年生はバス、3年生以上は電車を乗り継いで行きました。


     私はバス組でしたが、電車組は梅田、谷町四丁目と、2回の乗り換えがあるルートで、人混みの中を歩き、迷子になることもなく移動することができました。


     1・6年生は一緒に昼食を取り、その後大屋根リングを一緒に散策しました。大屋根リングの上から見た風景はなかなか壮大で、子どもたちも驚いていました。


     基本学年ごとの行動でしたので、どのパビリオンに行けたかは学年ごとに違いますが、たくさんの国の展示があるコモンズを巡って、たくさんスタンプを集めている子も多かったです。

     聞くところによると、行きの電車やパビリオンで外国人のお客さんに英語で話しかけていた子がいたそうです。おそらく分かりやすく答えてくださったのだと思いますが「言ってることが分かる!」と喜んでいたとのこと。物おじしないで果敢にチャレンジ!というのは石小っ子らしいなあと思いました。英語の上達だけでなく、国際理解という観点でも非常に良い経験だったと思います。

     あと、西ゲートから退場して帰りのバスに向かう道すがら、2年生が今月の歌の「歌えバンバン」という歌を、元気いっぱい、おそらく20回くらい歌っていたのがなんとも楽しく、かわいかったです。通りすがりの大人は思わず笑顔、近くにいた別の学校の子どもたちもつられて歌い出し、図らずも大合唱になるいう場面もありました。疲れが出だしたころでしたから、それで元気が出た子もいたと思います。


     滞在時間はわずか3時間でしたが、暑かったこともあり、ちょうどいい感じだったかな。帰り道、バス組は寝ている子も多かったですが、電車組はまた頑張って2回の乗り換えをして石橋まで帰ってきました。


     ご家庭でもぜひいろいろとお話を聞いてみてください。ちなみに子どもたちには池田市からもう一枚チケットが配布されますので、今日の経験を参考にまたご家族で万博を楽しんでいただけたらと思います。


     校長 柏