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地域防災訓練
- 公開日
- 2024/11/29
- 更新日
- 2024/11/29
日々のできごと
マラソン大会を終え、5年生は午後から石橋中学校に移動し、地域防災訓練に参加しました。石中の2年生、本校の5年生、それからみつはこども園のこどもたちと、それから地域の皆さんと、いくつかのブースに分かれて防災について学びました。
まずは全体で「釜石の奇跡」の動画を見ました。東日本大震災のときに、津波の危険を察知した中学生が高台への避難を必死に呼びかけ、そのままでは危うく津波に飲み込まれるところだった小学生やお年寄りも含め、たくさんの人が助かったという有名なエピソードです。
それから、三角巾の使い方、毛布を使った担架の作り方、簡易テント作り、心肺蘇生訓練、消火器訓練、煙中体験、そして起震車による地震体験という感じで、それぞれグループごとに順番に回りました。
最後に、備蓄食料を利用した「防災カレー」をいただきました。
実は今日の給食は、カレーでした。さらに、5年生の子が、マラソン大会で走りながら、「うちは、昨夜の晩御飯がカレーで、今日の給食がカレー、それからその後、防災カレー!」と(それはそれで嬉しそうに)言っていたのが印象的でした。まあ、そういうこともあります。
防災は、よく言うように、自助、公助、それから共助の3つが大切です。地域が協力して防災意識を高める行事は大切だなあと改めて思いました。
校長 柏 -
マラソン大会 本番!
- 公開日
- 2024/11/29
- 更新日
- 2024/11/29
日々のできごと
本日はマラソン大会本番。明け方に降った雨で地面は少し濡れていましたが、天気は快晴。絶好のマラソン日和でした。
水月公園の池の周りには、PTAをはじめ、保護者の方々が万遍なく立って下さっていて、応援だけではなく、気分が悪くなったり、転んだりした子の対応をてきぱきとして下さって、とても助かりました。何より、限界を乗り越えようと頑張っている子たちへの温かい声援は本当に力になります。私は今日、各学年の最後尾の子たちを、時に追い立て、時に励ましながら一緒に走りましたが(試走に続いて、今日も合計11km走りました)、応援がなければくじけていた子も少なくなかったんじゃないかと思います。本当にありがとうございました。
ゴール後、上気した顔で「前より順位が上がったよ!」とか「しんどかったけど頑張ったよ!」と話しかけてくれる子も多く、それぞれの目標に向かって全力を尽くした姿は、それが全体で何位であっても、素晴らしいことだなあと思いました。順位が思った結果ではなくがっかりしている子もいましたが、その点で、ご家庭でもまずは褒めていただければと思います。
6年生のレースが終わったときを見計らったように、池の噴水が空高く水しぶきを上げました。頑張った子たちへの祝砲という感じでした。
校長 柏 -
2年 国際理解学習、吹奏楽部 市長表敬訪問
- 公開日
- 2024/11/28
- 更新日
- 2024/11/28
日々のできごと
2年生の国際理解学習、今日はT先生のサウジアラビアのお話でした。
(前回の私のブラジルの話が3つ目かと思ったら違っていました。これまで(1)メキシコ (2)ナミビア (3)フィリピン (4)中国 (5)ブラジル ということですので、今回がその6ということになります。身近な人たちだけでこれだけのお話が聞けるのは、改めてすごいことですね。)
アラビア数字で書かれたSEIKO製の時計を入り口に、サウジアラビアの衣食住についてお話を聞きました。
とはいえ、やはりイスラム圏の文化の違い、価値観の違いには、大人も驚かされることばかり。「アバヤ」とか「ヒジャブ」といった女性の衣装や1日に5回礼拝をすること、豚肉を食べないこと、断食(ラマダン)のことなどなど、お話を聞くたびにみんなびっくり。
国際理解とは一筋縄ではいかないことを知ることができて、それはまた良い経験だったと思います。
下の写真は、全国大会金賞を受賞した吹奏楽部の、池田市長への表敬訪問のようす。各楽器のパートリーダーが参加しました。同世代の子どもの保護者である市長は、終始笑顔で、とても温かくお話を聞いてくださいました。子どもたちは、「しんどい時もあったけど、目標に向けてみんなで頑張ってよかった」とか、「努力と団結と支え合いが大事だったと思う」とか、しっかりと思っていることを話すことができていました。
校長 柏 -
4年 ガイドヘルプ体験
- 公開日
- 2024/11/27
- 更新日
- 2024/11/27
日々のできごと
4年生が目の不自由な方をお招きして「ガイドヘルプ体験」の学習を行いました。
体育館に「電車」「階段」「狭い通路」「バス」「喫茶店」などを見立てたセッティングをし、目の不自由な方のガイドをするときに何を気をつけないといけないのか、どのように声をかけ、どのように動けばいいのかを、実践的に学びました。
その後各教室に分かれ、いろいろとお話を聞きました。「点字の本なら、こうして頭の後ろに置いても読めますよ」と言って実演してくださったり、振動で時間が分かる腕時計を見せてくださったり。あと、実は日本のお札は、世界でも珍しい、触って分かる印がついているからきちんと区別ができることとか、大人も思わず「へぇ〜」と言ってしまうようなお話がたくさん聞けました。
誰もが自然に関わり合える、助け合える世の中になるために、子どもたちにとって、とてもいい経験になったと思います。
3枚目の写真は、大阪府小中学校音楽教育研究大会の公開授業として、5年3組がアゼリアホールで出張授業を行いましたが、その準備の様子です。舞台慣れしている子が多いからか、いつも通りののびのびとした石小っ子を見てもらえました。授業者はもちろんI先生。ずっと続いていた大仕事もやっとこれでひと段落といったところ。本当にごくろうさまでした。
校長 柏 -
マラソン大会 試走
- 公開日
- 2024/11/26
- 更新日
- 2024/11/26
日々のできごと
今週末、29日に迫ったマラソン大会の、本日は本番さながらの試走。会場の水月公園にて、各学年、本番と同じ距離を走りました。
水月公園の噴水のある池の周り(約500m)を1年生は2周(約1km)、2・3年生は3周(約1.5km)4年生は4周(約2km)5・6年生は5周(約2.5km)走ります。
今日は特に試走なので、まずはコースの確認、それから自分のペースをつかむことが目標です。スタートして猛ダッシュ、程なくしんどくなって歩いてしまう、というのは避けたいものです。
私も市民ランナーの端くれですので、先週の児童集会でいくつかアドバイスをしました。
◯ゆっくりでもいいので、歩かないこと。
◯急に速く走ると後半で疲れます。自分にとって一番いいペース(走っていて気持ちのいいペース)を見つけて、同じペースで走り続けること。
◯ライバルは自分自身。人と比べないこと。
◯走ることは楽しいこと、気持ちのいいことです。ペースを上げすぎす、ぜひ楽しく走ってください。
こんなアドバイスをした手前、今日は全ての学年で一緒に走りました。合計約11km。市民ランナーの練習としてはまあまあの距離です。キロ5分半ペースで、「ゆっくりでもいいから、歩かずに走ろう!」と、子どもたちに声をかけながら走りました。
何人か見に来てくださった保護者の方や、たまたま散歩で来られた方の声援に、子どもたちは励まされたことと思います。駆けていく子どもたちの足元に、紅葉した桜の葉が舞っているのがとてもきれいでした。
では、金曜の本番に向けて、しっかり体調を整えてほしいと思います。(最終的にはコンディショニングが一番大事かもしれません)
校長 柏
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2年 国際理解学習(ブラジルについて)
- 公開日
- 2024/11/25
- 更新日
- 2024/11/25
日々のできごと
2年生の国際理解学習第3弾は、私のブラジルのお話でした。
私は2011年4月から2014年3月までの3年間、ブラジルのマナウス日本人学校に派遣されていました。私が派遣されてちょうど1年が経った頃、「大阪ほんわかテレビ」の取材があり、20分程の特集で放映されました。その時の動画を中心に、いろいろとお話をしました。
マナウスはアマゾンのジャングルの中にある200万都市です。税金のフリーゾーンに指定されているため、ホンダやヤマハ、ソニーやパナソニック、そしてその関連企業が40社ほど進出しており、日本人学校は、いわばその後方支援として設置されています。
ワニやナマケモノ、ピラニア、アマゾンカワイルカなどの生き物や、さまざまな果物、カーニバルやボイブンバなどのお祭りなどなど、話すことはたくさんありますが、ブラジルは、世界で最も日本人が移り住んだ歴史があり、実は日本とはとても関わりが深い国であるということが伝わると嬉しいなと思ってお話をしました(外務省のデータによると日系人は約270万人いるそうです)。
一番下の写真は、ピラニアの標本や、コンゴウインコの羽根、ピラルクーのウロコなど、見に来たい人は校長室まで来てください、とアナウンスしましたので、休み時間に見に来た子どもたちの様子。担任の先生から感想もいただきましたが、しっかりお話が聞けていて、とても嬉しく思いました。
校長 柏 -
公開研究会 追記
- 公開日
- 2024/11/25
- 更新日
- 2024/11/25
日々のできごと
先週末の公開研究会の追記です。
学校では毎年、研究テーマを決めて、よりよい授業、よりよい学習を目指して研究を進めます。本年度の石橋小学校の研究テーマは「没頭する子ども〜好奇心から動き出す授業の創造〜」でした。
今年の公開研究会は1コマ目は、授業参観を兼ねた全クラス公開、2コマ目は、提案授業として、各教科部の代表による授業と分科会、それから全体会としての教育講演会という流れでした。
私は講師の先生をご案内して、限られた時間で全クラスを回りましたが、オープニングの吹奏楽部の演奏を含め、石小の子どもたちの前向きで活発な姿があちこちで見られ、よそ行きでない、普段の子どもたちの様子を保護者や参会者のみなさまには見ていただけたかなと思っています。
教育講演会は、京都大学准教授の石井英真(いしいてるまさ)先生。次の学習指導要領の改訂にも関わっておられる先生で、まさに現在の教育改革の最先端におられる一人です。今回の公開研にむけて、それぞれの先生は担当の教科を絞って研究を重ねてきましたが、そういった経験は「突き抜け経験」で、一つの教科についての研究が深まると、ほかの教科についても授業力は伸びるのだというお話を聞いて、先生方はとても励まされたと思います。
今回の公開研を通して、子どもたちも、先生方も、とても成長できたと思います。これからも、子どもたちが自ら学びに向かうきっかけとなるような、そんな授業づくり、教育環境づくりができればと思います。
校長 柏 -
公開研究会(授業参観)
- 公開日
- 2024/11/22
- 更新日
- 2024/11/22
日々のできごと
本日は、授業参観も兼ねた、年に一度の公開研究会でした。
全国から、おそらく170−180人くらいの方が参加してくださいました。
また詳細は別途まとめますが、本校の子どもたちの良さ、教職員の頑張りがとても表れた1日だったと思います。反省するところは反省して、今後の教育活動に生かしていきたいと思います。
保護者のみなさま、参加者のみなさま、また京都大学の石井先生をはじめ講師のみなさま、どうもありがとうございました。
校長 柏 -
さすがは高学年!
- 公開日
- 2024/11/21
- 更新日
- 2024/11/21
日々のできごと
昨日、今日と、6年生が調理実習をしています。それも、各班でメニューを考えて、自分たちで作るというもの。
声をかけられたので見に行くと、チャーハン、スパゲティ、天津飯、オムライス、ライスバーガー、ポテトフライ、じゃがバター、カルボナーラのリゾットなどなど、簡単そうなものから、かなり難易度の高いものもあります。調理の様子を見せてもらうと、なるべく大人は手助けをせず、自分たちで何とかする、ということがひとつの目標とのことで、危なっかしい瞬間やカオス状態の時もありましたが、どの班も何とか「いただきます」まで持っていっていました。
お裾分けをもらうと、どれも結構美味しい(写真は、それぞれのメニューから少しずつわけてもらったもの)。これはなかなかの生きる力だなあと思いました。
はるか昔になりましたが、大学時代、東京で一人暮らしを始めたときに、「家庭科って大事だなあ」としみじみと実感しました。6年生保護者のみなさま、これを機会に、ぜひお休みの日の晩ごはんを任せてみたりしてもいいかと思います(悲鳴をあげるのをガマンして、ギリギリまで見守りつつ)。
さて、明日は本校の公開研究会。下の写真は5年生の子どもたちが、そうじや会場設営など、準備を頑張ってくれているところです。さすがは高学年です。
明日は、全国各地から教育関係者をお招きして、よりよい授業をめざしての研修の機会となります。5時間目は参観も兼ねておりますので、保護者のみなさまもぜひ足をお運びください。
公開研究会参加の教育関係者の皆様、明日は、日々生き生きと学んでいる本校の子どもたちの様子をぜひご覧ください。
校長 柏 -
雲ひとつない空と卒業写真、そしてクレーン車
- 公開日
- 2024/11/20
- 更新日
- 2024/11/20
日々のできごと
本日は卒業写真の撮影日。
まずは職員の集合写真を撮り、それから6年生の集合写真を屋上から。
屋上にいるカメラマンを見上げる形となりますが、近くにいた男の子が「すごい青空……」とつぶやいていました。雲ひとつない青空に、下弦の月が白く浮かんでいます。校舎の窓に朝の日差しが眩しく照り返しています。
その後クラス写真、そして個人写真を順番に撮りました。一生の思い出となる大事な写真。今はまだ分からないかもしれないけれど。
今朝はなかよし会の工事のため、早くからクレーン車が入っています。市役所の方も来られ、1年生の国語「はたらくくるま」の単元の学習として、1年生が順番に見学をさせてもらいました。
雲ひとつない青空に黄色のクレーン車、そして1年生の黄色の帽子。一体何メートルあるのでしょうか。校舎よりもはるかに高くまで腕を伸ばし、木材を軽々と吊り上げていきます。子どもたちの目はまん丸のキラッキラ。とてもいい学習の機会となりました。
校長 柏