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校舎と虹2

石 小 日 記

子どもたちの日々のようすをお伝えしています

  • 6年出前授業 2年「ふきのとう」 それから5年調理実習

    公開日
    2025/04/24
    更新日
    2025/04/24

    日々のできごと

     本校吹奏楽部は、大阪・関西万博期間中に、3回の演奏会に招待されています。その中のひとつ、8月3日(日)に開催される「万博こども音楽会」に参加することで、スポンサーであるアサヒグループさんが、6年生対象に環境学習の出前授業をしてくださいました。


     アサヒグループが80年以上にわたり広島県に所有している「アサヒの森」の話を中心に、森林を守ること、水を守ることの大切さについてお話を聞きました。間伐材から作ったカスタネットと、万博のミャクミャクをデザインしたクリアファイルもいただきました。ひもを結んでカスタネットを組み立てたら、何人かの男子が嬉しそうにリズムを刻んで踊っていました。

     全国レベルの吹奏楽の子たちの音楽の素養と、楽しいこと大好きな石小の子たちの「らしさ」が炸裂!という感じでした。


     講師の方々をお見送りに玄関ホールに行くと、2年生がお面をつけて、国語の教科書を抱えて中庭に移動していました。見に行くと、「ふきのとう」という工藤直子さんの詩を、「おひさま」とか「はるかぜ」とか「竹」などに分かれてみんなで朗読をしていました。


        はるかぜに ふかれて、 竹やぶが、ゆれる ゆれる、おどる。 雪が、とける とける、水に なる。

        ・・・・・・

        もう、 すっかり はるです。 


     みんな心を込めて、強弱をつけて読んでいました。しかしこのところ、大阪は春どころか一気に夏の気配がしていますので、子どもたちも半そでシャツ姿。季節に合わせて学習を進めることはなかなか難しいですね。


     最後の写真は、5年生の家庭科。五平餅と言ったらいいのかな。ご飯を平たく焼いて味噌をつけたものを校長室まで持ってきてくれました。大変おいしくいただきました。職員室でも何人かの先生が、おいしいねえと笑顔、そして子どもたちも笑顔でした。


     校長 柏

  • 大阪府スクールエンパワーメント推進事業 情報の時間について

    公開日
    2025/04/24
    更新日
    2025/04/24

    情報の時間

     本校は本年度、大阪府のスクールエンパワーメント推進事業「情報活用能力を育むモデル校」に指定されています。

     昨年度、N先生を中心に5・6年生で進めていた情報活用の実践を全学年で実施することになっています。

     今日は2年生で、「ベン図」を使って情報を整理する授業を行っていました。担任のS先生とN先生の共通点と相違点を「ベン図」と呼ばれる思考ツールを使って考えていくという授業です。


     髪の長さが違うとか、ネイルをしているという見た目のことだけでなく、○○が好きなどの目に見えない内面的なものも含めて、2年生なりにきちんと情報の分類ができていました。


     これからの時代、情報の整理、精選、そしてその適切な活用能力を身につけることは非常に大切です。これから担当のN先生より、各学年の実践の紹介記事が掲載されていく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。


     校長 柏

  • はじめて

    公開日
    2025/04/23
    更新日
    2025/04/23

    日々のできごと

     今日から1年生の給食が始まります。

     そのタイミングに合わせて、ほそごう学園から栄養教諭のI先生をお招きして、1年生は午前中に1時間ずつ、給食についての授業をしていただきました。

     池田市は「センター方式」と言って、東山にある給食センターで作られた給食を各校に運ぶ形をとっています。

     栄養教諭は、各校を巡回して給食指導や栄養指導をしたり、給食センターでメニューを考えたりする仕事です。


     今日は、給食について、どのような人が関わって、どのような願いで、どのように作られるのかを学習しました。給食をかき混ぜる「スパテラ」という巨大なしゃもじを見せると、子どもたちは目を丸くして驚いていました。


     さて、いよいよ給食の準備。4時間目いっぱいを使って、給食のきまりや、給食当番の動きなどを説明し、いざ本番!当番の子たちはエプロンやマスクをつけて、食器やパン、牛乳、おかずなどを張り切って運び、上手に配膳することができました。

     そしていよいよ「いただきます!」

     はじめての給食はどうだったかな。おいしくいただけたかな。


     今日の「はじめて」は、給食だけではありません。昼休みを挟んで、そうじも今日が「はじめて」です。というわけで1年生の教室を見に行くと、各クラス6年生がヘルプに入っていました。6年生がやさしく教えてくれている姿を見て、実に頼もしいなあと思いました。


     学校は、どの学年であっても「はじめて」がたくさん詰まった場所です。我々教職員は、日々その「はじめて」に立ち会うことができます。これはほんとに幸せなことだなあと、教員になってずっと思ってきました。

     

     1年生の給食時間に通りかかった2年生の子に「今日は1年生のはじめての給食なんだよ」と話しかけると「ぼくたちも最初の頃は大変だったなあ。今はもう普通だけど。」と余裕の答えが返ってきました。


     校長 柏

  • 避難経路確認(避難訓練)

    公開日
    2025/04/22
    更新日
    2025/04/22

    日々のできごと

     本日は「避難経路確認」として、始業のチャイムとともに、各クラスからの避難経路を通って運動場に集合、人数確認のあと、そのまま児童集会を行いました。

     生活指導担当の先生方の講評のあと、私はこんな話をしました


     地震はいつ起こるか分かりません。2018年6月18日に起こった大阪北部地震の発生時刻は午前7時58分でした。その時校長先生は石橋小学校にはいなかったのですが(教育委員会勤務でした)、聞いたところによると、先生方もまだ全員出勤していなくて、その場にいた先生方で、登校したばかりの子どもたちを運動場に並ばせて避難したとのことでした。

     以前テレビで、地震が起こった時の大人と子どもの行動を比べるという番組を見ました。大人は地震が来ても何もできずにおろおろしていたのに対して、子どもたちはすぐに机の下に隠れるなど、避難の動きがすばやくできていたというものです。それは、子どもたちの方が、普段から避難訓練などで学んでいる成果だと言えます。

     地震などの災害は、いつ起こるか分かりません。これから1年間、いろいろな種類の避難訓練をしますが、いざという時のために、しっかりと避難の仕方を身につけて、落ち着いて行動してほしいと思います。


     それから、6年生の「折り鶴実行委員」から、修学旅行で広島にもっていく千羽鶴づくりについてのアナウンスがありました。混迷を極める世界情勢ですが、子どもたちの平和への祈りが届きますように。

     また、今日は前期企画委員の子たちにとって、はじめての児童集会の司会進行でした。終わったとたん「きんちょうした~」との声。大変良く頑張りました。


      1年生は今日までが午前中授業。今日は音楽の授業を見に行きました。1・2年音楽担当のH先生はほんとにエンターティナーで、子どもたちはリズム遊びなどを体全体を使って楽しんでいました。


     運動場では、昨日に続いて5年生がソフトボール投げをしていました。今年先生になったばかりのO先生は、大学時代野球部のキャプテンもしていたそうです。試しに投げると、それはもうあっさりと50メートル越え(そこまで線をかいていないので測定不能)。「むしろ向こうの建物にあててしまわないか心配でした」とのこと。


     昼休み、体育館では、こちらも昨日に続いて吹奏楽部の新入部員の説明会。今日は昨日宿題に出ていた打楽器のリズムのテストをしていました。新入部員全員のリズム感を見極めていくI先生。毎年こうして「原石」を見つけ出し、徹底的に磨いていくのです。また、テストの間、先生の横で基準となるリズムを刻んでいる6年生部員の頼もしいこと。そしてそこに至るまでの大変な練習に思いをはせました。


     校長 柏

  • 夏のような日

    公開日
    2025/04/21
    更新日
    2025/04/21

    日々のできごと

     夏のような一日のはじまり。

     登校してすぐにドッジボールに興じている子どもたちは、すっかり夏のいでだちで、額には汗がきらきらと光っています。

     いや、この前春が来たばっかりのはずなんだけどなあ。いずれにせよ、子どもたちは元気いっぱいです。


     今日は2時間目に地区別児童会がありました。本校は集団登校をしていますので、班長を決め、集合場所や集合時刻の確認などを行いました。

     班長、副班長だけでなく、高学年の子どもたちには、必然的に低学年の子どもたちのお世話をお願いすることになります。

     みんな小さいころ、高学年の子たちのお世話になっていますからね。「恩返し」ならぬ「恩送り」の精神で、高学年の子たちには頑張ってほしいと思っています。


     さて、以前スポーツテストについて書きましたが、本日出勤すると、ソフトボール投げのコートが、本校の狭い運動場いっぱいにかかれていました。

     このコートをかくのはほんとうに大変なのです。朝早くから準備をしてくれた先生方には頭が下がります。

     早速、いくつかの学年が体育の時間にソフトボール投げに取り組んでいました。いい記録が出ると、子どもたちの間にどよめきが起こります。腕だけで投げるのではなく、体全体を使って、かつ、腰をねじるように回転させて投げると、美しい放物線を描いてボールは飛んでいきます。正しい体の動きのイメージを持ち、それを反復練習して体に覚えさせることが大切です。頑張ってほしいと思います。


     それから昼休みには、体育館で吹奏楽部の新入部員の説明会がありました。打楽器のリズムの宿題が出ましたので、楽器を決めるときの参考となるのでしょう。夏休みもほとんどないほどの猛特訓が待っていますが、新入部員の子どもたちにも頑張ってほしいと思います。


     6時間目には、今年度最初の委員会活動がありました。委員会は、図書、放送、飼育、理科、美化、保健、体育、掲示、給食、代表と、10の委員会があります。登校班もそうですが、高学年はいろいろな形で学校をまとめるはたらきをしてくれています。

     掲示委員会がさっそく校内掲示の張替えをしてくれていました。次はどんな掲示になるでしょうか。


     校長 柏

  • 1年生歓迎集会(対面式)

    公開日
    2025/04/18
    更新日
    2025/04/18

    日々のできごと

     今日は1年生歓迎集会。運動場に児童集会の隊形で並び、全校児童で1年生を迎えました。 


     前年度後期企画委員(6年生)の司会進行で、まず1年生が音楽と拍手に合わせて入場。


     続いて私から次のようなお話をしました。

     1年生について、ついつい小さくて何もできない、みたいに思ってしまうけれど、そういうわけではありません。幼稚園やこども園、保育所などでは「年長さん」としてお手本になっていたわけだから、実はいろいろなことがしっかりできます。2年生以上のみなさんが、さらに良いお手本を示してくれたら、ほんとによい学校になると思います、ということ。

     それからここに先日書いたポルトガル語のあいさつの話から、世界中のどの言葉でもあいさつは必ずあるということは、あいさつは大事だということ。毎朝校門のところにいる校長先生だけでなく、地域の見守りの方やスクールガードリーダーさんなど、皆さんの安全を守ってくださっている方にもしっかりあいさつをしましょう、というお話をしました。

     

     そのあとは児童会からの石小○×クイズで盛り上がりました。


     1年生代表のあいさつもほんとにしっかりしていて、私のそばにいた2年生の子が「私、あんなふうに言えるかなあ。すごいなあ。」と言っていました。


     来週水曜日からは、1年生も給食が始まります。いよいよ新年度の石橋小学校も本格始動!という感じになってきました。


     さて、3枚目の写真は、6年生の「1・6遠足実行委員」と、修学旅行の「折り鶴実行委員」の打ち合わせの様子です。今朝の司会進行といい、6年生が6年生らしい動きができ始めていることをうれしく思います。


     校長 柏

  • テスト三昧の1日 それから「わたしの最高の1日」

    公開日
    2025/04/17
    更新日
    2025/04/17

    日々のできごと

     本日5・6年生はテストDAY。

     ややこしいのですが、今日は2つの学力調査が同時に行われています。

     ひとつは、「全国学力学習状況調査」。いわゆる「全国学力調査」とか、「全国学力テスト」と言われているものです。

     これは6年生対象。

     それから、「大阪府 すくすくウォッチ」。これは大阪府の施策で、5・6年生が対象です。

     このふたつを組み合わせて、5・6年生とも、国語、算数、理科、それから教科横断型の「わくわく問題」、それからアンケートに取り組みます。


     どんな問題が出ているのかは、明日の新聞に掲載されますし、Web上でも見ることができるようになると思いますので、ぜひ実物を見ていただければと思いますが、普段子どもたちが受けているテストとは、問題の形式が全く違います。きっと大人はみんな驚くと思います。

     とにかくひとつの問題文が長い!それから図やグラフなどの資料がたくさん出て来て、根拠を立てて意見や考えを文にまとめるなど、単なる知識ではなく、思考力、表現力が問われる問題がいくつも出題されます。


     でも実際のところ、途中であきらめずに問題を最後まで読むという、根気がただただ問われる問題だなあといつも思います(最後まで読むと、聞かれていることは意外と簡単なことだったりするので)。いずれにせよ、文部科学省が「これからの学力」として何を大切にしようとしているのかが、問題の傾向から読み取れると言われています。


     6年生は1年前に受けているので何となく雰囲気は分かると思いますが、5年生は初めての「本気の」テスト。けっこう緊張感が漂っていました。(いわゆる成績には影響しませんが)


     5・6年生がそんな張り詰めた雰囲気で1日を過ごしている中で、3年生の教室に行くと、道徳として「わたしの最高の1日」という授業をしていました。最高の一日を思い浮かべて日記に書こうという授業です。


     ぱっと見て回ると、その「最高の1日」がなかなか面白い。

     ○カレー食べほうだい。

     ○朝おきたら、ドラえもんがとなりにいた。

     ○吉本新喜劇見ほうだい

     ○石小の友だちと、前の学校のともだちで遊ぶ。

     ○天気予ほう、12~13時にきのこがふる予ほうになる。そして本当にふる。きのこをもって帰る。

     などなど。ここで吉本新喜劇が出るなんて、大阪の子って感じです。きのこについて書いたのは「きのこ博士」の子で、今日来ているシャツもきのこでした。


     それから、

     ○元気なしゅうくんがよみがえった。 

     と書いている子がいました。思い切って聞いてみると、しゅうくんとは、おじいちゃんおばあちゃんのところで飼っていた犬で、10数年かわいがってきたけれど、今年天国に行ったとのこと。「おばあちゃんは今でも思い出しては泣いているの」と。


     子どもたちはいろいろな思いを重ねています。「今日の授業は『日記を書く』という授業だから、元気になったしゅうくんのことを思って書いたらいいよ。ぜひ書いてみて。」と言いました。


     「最高の1日」は、けっこう生き方が問われますね。とにもかくにも、「テストで大変だった1日」を頑張った5・6年生、ごくろうさまでした。


     校長 柏

  • 5年 初めての家庭科、それから国語 4年英語 そして万博下見! 

    公開日
    2025/04/16
    更新日
    2025/04/16

    日々のできごと

     5年生で初めて学ぶ教科である家庭科。今日はその第1回目の授業を見に行きました。裁縫セットの確認をしながら、子どもたちはこれから何を学ぶんだろうとわくわくしている感じでした。

     実際のところ、生きていくうえで1番役に立つ教科は家庭科です。学生時代、一人暮らしを始めたときにそれを痛感しました。5年生は、これから針と糸の使い方や、来月に迫っている自然学舎に向けて、野菜の切り方や調理器具の使い方などを学んでいきます。しっかりと「生きる力」を身につけてほしいと思います。


     同じく5年生の別のクラスでは、国語の授業をしていました。教科書のとびらに昔から掲載されている『銀河』という詩です。天の川は、銀河、それから乳の道(Milky Way)など、いろいろな呼び名がありますが、大阪ではまず見ることは難しいのが現状です。街明かりで明るすぎるし、空気も汚れてしまっているからです。自然学舎(和歌山)で星空が見えるかな。6年生の臨海学舎(鳥取)では、去年、うっすらと天の川が見えました。電子黒板に天の川の写真を映しながらの授業でしたが、本物を見せてやりたいなあと(実は天文マニアの)私は思いました。


     4年生の英語では、いろいろな国のあいさつの学習をしていました。クラスに入るやいなや、ブラジルのあいさつについて教えてくださいと話を振られました。(私はブラジルのマナウス日本人学校に3年間派遣されていたことがあります)

     ブラジルで話されているポルトガル語で、おはようは『ボンジーア』。ボンは「良い」という意味で、「ジーア」は英語の「デイ」。つまり「よい日」という意味です。とか、英語の「ハロー」に当たる言葉が「オイ!」とか「オラ!」と言います。だから、朝、「オイ!校長先生!ボンジーア!」と言っても、偉そうに言っているわけではないということになります。とか、いろいろとお話ししました。まあ確かに、日本語的には「オイ」とか「オラ」と言ったらびっくりしますけどね。

     あと、さようならは「チャオ」と言います。筋肉もりもりのおじさんも、別れ際には「チャオ」と言います。かわいいでしょとか。


     さて昨日は、5月13日に予定されている「全校万博」に向けて、各学年の先生方と万博会場まで下見に出かけました。平日だからか、それほど混んでもおらず、各学年どのような動きをしようかを想定しながら下見をしました。大屋根リングも、さまざまなパビリオンも、まさにお祭りという感じでした。当日までに解決しないといけない問題は山積みですが、せっかくなので思い出に残るいい時間にしたいと思います。


    校長 柏

  • スポーツテストに向けて それから校長室にて

    公開日
    2025/04/15
    更新日
    2025/04/15

    日々のできごと

     5年生が、全国体力テストに向けての練習を始めています。50m走とかソフトボール投げとか、反復横跳びとか、立ち幅跳びとか、そういったものをひと通り受けるのですが、暑くなる前に練習も含めてすべて終えるためには、計画的に測定せねばなりません。

     それとは別に、3・4年生は、大阪府の施策で「めっちゃMORIMORIスポーツテスト」というのがあって、この時期に一気に取り組む必要があります。


     ということで、早速5年生が50m走と立ち幅跳びの練習をしていました。何度か練習をすれば、ある程度までは簡単に記録は伸びます。その先が難しいのですけどね。とりあえず慣れるのは大事なことです。


     休み時間に、2年生が校長室にやってきました。「1年生の学校たんけんで、分かりやすく教えてあげるために、インタビューに答えてください」とのこと。なんだかすっかりお姉さん、お兄さん気分です。

     1年生の教室に行くと、かわいくお絵かきをしていました。1年間の成長は大きいなあと思いました。


     今日は午後から先生方と、5/13の「全校万博」の下見に出かけます。こちらもしっかり準備を進めねばなりません。(現地を見ないと決められないこともたくさんありますので)


    校長 柏

  • はじまりの日

    公開日
    2025/04/14
    更新日
    2025/04/14

    日々のできごと

     今日から2年生以上は給食が始まり、本学的に学校生活がスタート。


     今日は高学年の発育測定がありました。前回からどのくらい成長しているでしょうか。

    (思春期に入ると、必要以上に体重の増加を気にする子がいます。身長の増加は素直に喜ぶのに対し、体重の増加はネガティブにとらえるというのは、大人の世界の悪しき影響です。身長が伸びれば、体重も増えます。ましてやダイエットなんて、肥満や病気などの食事制限が必要な健康上の問題がない限り、小学生には必要ありません。ご家庭でもこのあたりのフォローをお願いしたいところです。)


     図書室に行くと、4年生が今年度の最初の図書の時間として、司書の先生が、本の借り方、返し方、本の扱い方など、図書館利用のルールの説明をしていました。学力は読書量に比例するというのが私の持論ですが、ネットや動画の時代だからこそ、子どもたちにはしっかりと本に親しんでほしいと思います。


     さて、今年度初めの給食のメニューは、子どもたちに人気のあるカレーでした。検食を終えて見に行くと(学校長は「検食」として、子どもたちの30分前に給食を食べます。いわば業務として毎日「毒見」をしているのです)、今年度初めての給食を、どのクラスもスムーズに開始していました。しっかり食べて大きくなあれ。


     桜が満開の入学式から1週間がたち、桜もずいぶん散ってしまいました。昼休みに5年生の男の子たちが、「桜吹雪の中の僕たちの写真を撮ってください」といって、落ちている花びらをかき集め、ぶわっと撒いてみんなでポーズ。やってみたらこれがなかなか難しくて、桜吹雪というよりは、桜の球のようになっています。これはこれでみんなで大笑い。 


     2枚目の写真は、同じく昼休みに開かれた、吹奏楽部の「体験会」。入部希望の子たちに楽器を体験してもらうというものです。春の時点で、音を出すのがやっと……という子たちが、数か月後にはすごい演奏をするようになるのですから、大したものだなあと改めて思いました(もちろん猛特訓を経て……なのですが)


     校長 柏